尿酸値の上昇は、恐らくコレステロールの上昇と似ていて、その値が高くなると有害で、薬などで低下させることが健康的であると思わされています。高尿酸血症は慢性腎臓病(CKD)でよく認められているので、血中の尿酸の増加が腎臓に有
カテゴリー: コレステロール
スタチンによる新規の糖尿病発症リスク
LDLコレステロール値を下げるために、専門家はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することには無関心です。 今回の研究では、スタチンのランダム化比較試験から個々の参加者データのメタアナリ
炎症性腸疾患の治療のための肉食ケトン食療法 10人の患者の症例報告
肉が体に悪い?馬鹿げています。人類は肉を食べて進化してきました。我々は雑食ですが、肉食でもあります。肉は栄養価も高く、人類の体には必須です。 今回の論文は、炎症性腸疾患の10人の症例報告です。症例報告はエビデンスレベルが
糖質制限によるLDLコレステロールの上昇と動脈硬化
コレステロール悪玉仮説に洗脳されている医師は、いまだにLDLコレステロールが高くなると、すぐに下げなきゃ大変だと患者を脅します。糖質制限では少なくない割合でLDLコレステロールが上昇します。それだけを理由に糖質制限は危険
スタチン誘発性末梢神経障害
コレステロールは神経にとって非常に重要です。以前の記事「コレステロールの低下は2型糖尿病の末梢神経障害を悪化させる」で書いたように、コレステロールの低下は、糖尿病の末梢神経障害を助長、悪化させる可能性があります。そして、
降圧薬は高尿酸血症、痛風のリスクを上げる
コレステロールが高くなればすぐにスタチンなどを処方され、血圧が高くなれば降圧薬を投与されます。血糖値が高くなれば血糖値を下げる薬、尿酸値が高くなれば尿酸を下げる薬の処方が検討されるでしょう。 でも、コレステロールを下げる
LDLコレステロールの減少の程度と全原因死亡率および心血管疾患のショボい結果
LDLコレステロールが高いことを執拗に指摘し、スタチンを処方しようとする医師は多いでしょう。専門家たちはあたかも医学的な根拠があってやっていると思い込んでいます。エビデンスレベルで言えばメタアナリシスやシステマティックレ
新たにがんと診断された患者でもLDLコレステロールが低いほど死亡率が高い
LDLコレステロールは、相変わらず悪者扱いですが、LDLコレステロールが高い方が死亡率が低いことは専門家は教えてくれません。 今回の研究では、新たにがんと診断された患者におけるコレステロール値と全原因死亡リスクとの関連性
鉄欠乏に近づけると痛風発作は激減する
痛風=尿酸値の上昇、と単純に考えている人が多いと思いますが、実は痛風発作がどうして起きるのかは詳細にはよくわかっていません。でも単純にすることにより、高尿酸血症があれば治療対象にできるので、医療にとっては非常に有益です。
SGLT2阻害は老化細胞を除去し病的な老化を軽減する?
糖尿病薬の比較的新しい薬である、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬について、最近多くの有益性を示す研究が出されています。マーケティングの一部だと思いますが。これらの薬の有益性は、メトホルミン以外の他の糖尿病薬があま