血中の白血球数の基準値は3500~9700/μL(施設により多少異なります)となっており、上限がかなり高く設定されています。この上限値だと、健診などでも異常を検知できないでしょう。8000を超えるような白血球数でも正常と
カテゴリー: HDLコレステロール
毎日推奨量の果物を摂取するとインスリン抵抗性が増加する
アメリカの食事ガイドラインでは、2000kcalの食事の一部として、1日5サービングの果物と野菜を摂取することを推奨しており、これには果物から2カップ相当量以上が含まれます。1カップ相当の摂取量の例としては、次のようです
Lp(a)の値は繰り返し測定で変動するのか?
以前の記事「医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)」で書いたように、LDLコレステロールの次のターゲットは、リポタンパク質(a)、Lp(a)です。Lp(a)は間もなく、多くの医療機関で測定が始まる可能性
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する その2
「その1」で書いたように、HDLコレステロールが低いと、がんのリスクが増加します。今回は別の研究を見てみましょう。 今回の研究では、コペンハーゲン一般人口研究のHDLコレステロールとApoA1の測定値の情報を持つ107,
LDLコレステロールが大きく上昇しても動脈硬化は起こらない
心血管疾患、動脈硬化はLDLコレステロール値が高いから起きるわけではありません。しかし、医師や医療従事者の多くは、高LDLコレステロール=動脈硬化、であり心血管疾患のリスクが非常に高くなると信じています。 糖質制限をする
中性脂肪を下げる薬オレザルセンの効果
LDLコレステロールを下げる薬スタチンだけでは飽き足らず、製薬会社はLp(a)を下げる薬を開発し、今度は中性脂肪を下げる薬を出してきました。 確かに高中性脂肪は良いものではありませんので、低下させることは必要かもしれませ
メタボリックシンドロームはパーキンソン病リスクを上げる
パーキンソン病は糖質過剰症候群だと考えています。以前の記事「パーキンソン病と糖質制限」で書いたように、パーキンソン病には糖化が大きくかかわっていると考えられます。 今回の研究では、糖質過剰症候群の代表である、メタボリック
心血管代謝疾患とそれに伴う心血管イベントリスク
糖尿病、高血圧、脂質異常症は、心血管疾患イベントの発生率を高めると考えられています。しかし、それらの個別の心血管イベント発生リスクとの関連性はどうでしょうか? 今回の研究では、40歳以上の133,572人を対象に、心血管
HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する その1
多くの医師はLDLコレステロールが高いと、患者にそれを指摘し、薬を飲むように促し、それに従わないと心血管疾患になったり、死んでしまうと脅します。 しかし、HDLコレステロールが低くても指摘されないことが多いのではないでし
スタチンによる人格や気分の変化 その1 あなたがあなたでなくなってしまうかもしれない
以前の記事「低コレステロールは暴力性を高める」で書いたように、低コレステロールは人格に影響し、攻撃性を高める可能性があります。そうだとしたら、スタチンによりコレステロールが低下した人は人格も変わってしまうのでしょうか?実