高齢者になると、健康のためにと思って、野菜ばかり食べている人がいます。そのような人ではタンパク質が足りない場合が多いことと、動物性タンパク質が不足します。白米に野菜だけをおかずにする食事は非常に質の低い食事です。筋肉も少
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フルマラソンは心臓の負担を増加させるかもしれない
健康のためにランニングをしている人も多いでしょう。私もランナーですが、フルマラソンのような非常に長距離のレースは過酷であり、本当に健康に良いのか有害かははっきりしないところもあります。 今回の研究では10km、ハーフマラ
尿酸値が高いことは悪いことなのか? その2 認知症
前回の記事「尿酸値が高いことは悪いことなのか? その1 骨と筋肉」では、尿酸値が高い方が骨密度が高く、骨折が少なく、筋肉量も多いことを書きました。 尿酸値が高い利点はそれにとどまりません。 今回は認知症です。4618人の
アメリカではメタボではない人の方が珍しい
アメリカの成人ではたった12%だけが代謝的に健康であるという、思った通りですが、驚くほど深刻なデータが発表されました。代謝的に健康であるというのは以下の通りです。 腹囲 102cm未満(男性)、88 cm未満(女性)
家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その5 家族性高コレステロール血症にはスタチンは禁忌ではないか?
以前の記事「家族性高コレステロール血症から考える 高LDLコレステロールは心血管疾患の原因ではない その1」「その2」「その3」「その4」で、LDLコレステロール値が高いことは心血管疾患の原因ではないことを家族性高コレス
尿酸値が高いことは悪いことなのか? その1 骨と筋肉
尿酸は増加すると痛風になると思われています。確かに痛風を起こす人は高尿酸血症の人が多いのは確かなのですが、痛風発作を起こすときに多くの人は尿酸値は基準値以内です。 何かしっくりきません。以前の記事「食事の変更と痛風発作の
2型糖尿病も早期に診断されるほど死亡率が高くなる?
以前は中年から高齢者の病気と思われていた2型糖尿病は、現在では子供まで発症する時代になってしまいました。日本の研究では、1976年から1997年までの20年間で6~12歳の子供では10倍、青年では2倍の増加を示し、オース
食事の変更と痛風発作の減少
痛風はインスリン抵抗性と関連していると考えられています。インスリン抵抗性をある程度改善すると思われる中等度の炭水化物制限とカロリー制限を痛風の人に適用するとどうなるのでしょうか? 糖尿病でない13人の男性(中央値50歳、
子供や若者であっても食事を間違えれば小さな危険なLDLが多くなる
以前の記事「アテローム性動脈硬化症は生まれた頃から始まっている その1」「その2」などで書いたように、アテローム性動脈硬化症は子供の頃から始まっています。子供の食育は親の問題です。食事が間違っていて肥満になったり、インス
高タンパク食は腎臓に悪影響がないばかりか糸球体濾過量(GFR)を増加させる
いまだにタンパク質が腎臓に悪いと思っている人がいますが、これでもうおしまいにしましょう。 タンパク質は非常に重要です。脂質と共に人間の最も重要な栄養素の一つです。しかし、タンパク質の摂りすぎは腎臓に悪影響をもたらすと信じ