確かに、BMIが肥満診断の最重要な指標であることは問題があります。何らかの見直しが必要かもしれませんが、今回のランセットの委員会の意図は全く違うような気がしてなりません。 委員会はBMIのみに基づいて肥満を検出することを
カテゴリー: 病気
糖質制限グルメ漫画「糖質オフっCIAO!」、ロバート・F・ケネディ・ジュニアさんの「なぜ私がワクチンを疑うのか」のご紹介
私のブログもお読みいただいている、漫画家のよっしーさんから本を送っていただきました。よっしーさんの糖質制限マンガ「糖質オフっCIAO!」の第1巻が発売になるようです。 11月14日発売です。世界糖尿病デーに合わせて出版な
市販後調査でRSウイルスワクチン(アブリスボ)に関連する妊婦の安全性シグナルが多数だけど本当に安全なの?
日本小児科学会は、「妊婦への接種が推奨または考慮されるワクチン」という声明を2025年10月7日に発表しました。産婦人科学会ではなく小児科学会です。なぜかというと、妊婦さんにワクチン接種をして、ワクチンで産生された抗体が
肺炎球菌ワクチンは有効性がないどころか入院や死亡リスク増加をもたらす
肺炎球菌ワクチンは現在、高齢者に対して定期接種となっています。厚労省のホームページには、次のように書かれています。 「高齢者に対する肺炎球菌ワクチンによって、重症な肺炎などにかかることを予防できます。65歳の方と、60~
Lp(a)に対する食事や運動などの影響
専門家、医療側の主張からすれば、リポタンパク質(a)(Lp(a))の上昇は、心血管疾患の原因またはリスク因子です。それが正しいとすれば、Lp(a)は低い方が良いはずです。 Lp(a)が低い方が良いのであれば、Lp(a)を
すい臓がんの術後再発がケトン食のみで9か月間コントロールできた
糖質はがんのエサであり、糖質制限やケトン食はがんのコントロールに非常に有用な食事です。これまでのいくつもの報告を採り上げてきました。(「ケトン食の長期継続で進行がんの生存期間が劇的に改善」「脳に転移した肺がんに対するケト
スタチンによる人格や気分の変化 その2 誰かを傷つけてしまう前に…
スタチンには様々な副作用がありますが、人格の変化、易怒性、攻撃性などの精神科的副作用もあります。スタチンを処方する医師は、このような副作用を知らないか、知っていても無視しているのかもしれません。 「その1」でも様々な症例
Lp(a)の値は繰り返し測定で変動するのか?
以前の記事「医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)」で書いたように、LDLコレステロールの次のターゲットは、リポタンパク質(a)、Lp(a)です。Lp(a)は間もなく、多くの医療機関で測定が始まる可能性
葉酸サプリメントの過剰摂取は自閉症の危険因子か?
妊娠中の女性は、二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクを軽減するために、十分な葉酸の摂取が推奨されています。しかし、食材に含まれる葉酸と、サプリメントの合成葉酸とは違いがあります。葉酸摂取、葉酸サプリメントのあまりにも安易
1560万人のデータで示された高中性脂肪の心血管死亡率増加
中性脂肪値は非常に重要であるにも関わらず、医師でさえそれほど気にしていません。 今回の研究では、韓国のデータベースを使用して、一般集団における中性脂肪(空腹時)と心血管疾患による死亡率との関連性を分析しています。対象人数