コレステロール値が高いだけで多くの人はスタチンを飲まされています。コレステロール値が高いと本当に心血管疾患で死んでしまうのでしょうか? 今回の研究は日本で集団スクリーニング検査を受けた40〜69歳の健康な成人12,334
カテゴリー: 病気
大動脈弁狭窄症も糖質過剰症候群
最近はテレビでも心臓弁膜症についてのCMが流れています。弁膜症の中の大動脈弁狭窄症の原因としては、主に先天性のものと加齢性(?)のものがあります。大動脈弁が肥厚して硬くなり、動きが制限されて、進行すると石灰化し、心臓から
2025年の総合的にベストな食事法は?
US News & World Reportが2025年版のベストダイエットを発表しました。早速総合第1位から見てみましょう。 第1位:地中海ダイエット 4.8点 第2位:DASHダイエット 4.6点 第3位:フ
あけましておめでとうございます 糖尿病とがんリスク
あけましておめでとうございます。 あっという間にお正月も過ぎてしまいました。それにしても青山学院は今年も強かったですね。往路では、最初は中央大がこのまま行くのかな?と思いましたが、最後は見事逆転。復路でも安定した走りで、
今年も1年ありがとうございました 新型コロナウイルスワクチン接種が新型コロナ感染後の死亡リスクを2倍にする
今年も日本はあまり良い1年ではなかった気がします。国が本当に何も国民にとって良いことをしません。総理大臣の顔は変わっても、政治の中身は変わっていません。日本はどんどん貧乏になってきています。闇バイトなどが横行し、凶悪な犯
糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その10 失明
GLP-1受容体作動薬の副作用シリーズのその10です。「その9」では糖尿病網膜症のリスクについて書きました。糖尿病網膜症ももちろん失明の危険がありますが、今回は稀ではありますが、これも失明の危険のある疾患のリスクについて
タミフルの異常行動を侮るべからず
インフルエンザが流行しているようですね。連日マスコミが騒いでいます。新型コロナの前には普通に起きていたインフルエンザの流行が、今年も普通にやって来ただけなのですが…それでも、新型コロナのときにはほとんど強制されていたよう
むずむず脚症候群は糖質過剰症候群 その1
私はむずむず脚症候群は糖質過剰症候群だと考えています。 まずは糖質過剰症候群の代表疾患、2型糖尿病とむずむず脚症候群との関連について見ていきましょう。 ある研究(ここ参照)では、18~80歳で、2型糖尿病の診断から最低5
糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その9 糖尿病網膜症
糖尿病網膜症は世界的に視力障害、失明の主な原因であり、失明の原因としては第2位とか3位とか言われています。10年前の研究(ここ参照)になりますが、日本では50~60代の人の失明原因の第1位です。 糖尿病網膜症は高血糖への
インフルエンザには麻黄湯 その2 大人の場合
「その1」では、インフルエンザに対する麻黄湯の効果に関して、小児について書きました。今回は大人の場合です。 今回の研究では、インフルエンザ治療における麻黄湯の有効性を確かめるために、タミフル(オセルタミビル)またはリレン