鉄およびフェリチンと高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームの構成成分との関連性が示されています。それを否定する人は炎症でフェリチンが高くなっているだけだというかもしれません。もしそうだとしたら、意図的に血液を減らす献血
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抗がん剤の末梢神経障害の予防にはまず糖質制限
女優の秋野暢子さんは食道がんとなり、抗がん剤の影響でしびれがまだ残っているそうです。(記事はここ) 秋野暢子、ステージ3の食道がん寛解を報告も「完治にはだいたい5年かかる」 現在も「しびれ」残る 秋野は「ステージ3の食道
糖尿病の薬を飲んでいるだけでは糖尿病の腎機能の低下は防げない
糖尿病では腎機能が徐々に低下してくることが少なくありません。人工透析の原因の第1位は圧倒的に糖尿病性腎症で40%を超えます。 今回の研究では、メトホルミンを飲んでいる人で4種類の血糖降下薬の腎転帰を無作為化試験で比較しま
インスリン抵抗性は認知機能低下を招く
認知症の多くは糖質過剰症候群です。アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。 今回の研究では、ベースライン時45~64歳で認知症のない7,148人を対象に、ベースラインとその6年後の認知機能を分析しました。 どのレベ
糖質の摂取はマグネシウムやカルシウムの排泄を増加させる
糖尿病の人ではマグネシウム欠乏の人が非常に多いと思われます。採血での血中のマグネシウムはあまり増減しないですが、それでもかなり低い血中マグネシウムの人を多く認めます。 糖質過剰摂取では、そのマグネシウムとカルシウムはどう
中性脂肪/HDLコレステロール比の増加は腎機能低下のリスクを上げる
世の中一般的にはLDLコレステロールばかりが注目され、一般の人でもLDLコレステロールは気にしますが、中性脂肪値やHDLコレステロールはあまり関心がありません。医師も同様です。患者にHDLコレステロールが低いことを指摘し
糖尿病の死亡リスクの増加に関連する食後高血糖および食後高中性脂肪
もともと2型糖尿病は糖質過剰症候群の代表ですので、死亡リスクは高いでしょう。糖質過剰摂取のままの場合、全原因死亡を予測する食後の血糖値や非空腹時の中性脂肪値はどれくらいなのでしょう? 今回の研究では、朝食後の2時間後の血
薬で検査データを変えるだけでは健康にはなれない
数字合わせをしても健康になるわけではありません。検査データは様々な疾患の発症や状態を推測でき、非常に有用ではありますが、データだけ良くしても疾患が改善するとは限りません。 今回の研究ではペマフィブラート(商品名パルモディ
高血圧と糖尿病は突然の心停止のリスクの増加と関連している
高血糖、高インスリン血症、そして糖尿病は全身に様々な症状を起こします。当然、心臓にも良いはずがありません。突然に心停止が来るリスクも高まります。 今回の研究では、2009年に韓国の全国健康診断を受けた20歳以上の400万
糖尿病の標準治療では患者の寛解はせいぜい100人に1人
糖尿病や高血圧などの慢性疾患は本当に「慢性」でしょうか?「いったんなったら治らない」「一生付き合わなければならない」「一度薬を飲み始めると一生飲み続けなければならない」と私が医学部の学生のころに聞いたことがありますし、今