肥満診療ガイドラインというものがあります。それには違和感たっぷりなのですが、さらに、日本肥満症治療学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会は合同で、肥満の2型糖尿病患者において糖尿病の寛解、薬物治療の減量・中止などの効果が期待
カテゴリー: 糖尿病
人により45歳ですでに老化スピードに差が出ている
加齢とともに、慢性疾患(心臓病、糖尿病、がんなど)や能力の低下(筋力、聴覚、記憶力などの低下)を起こすリスクが高まります。人生100年時代と言えど、60代前に様々な臓器不全、認知症、死亡を経験している人もいます。 今回の
エリートアスリートは血糖値の変動が大きいかもしれない
前回の記事「極端な運動はミトコンドリアの機能障害につながる可能性がある」では、極端な運動が耐糖能障害やミトコンドリアの機能障害につながる可能性があるのでは、ということを書きました。 一般的には、アスリートはインスリンの感
フレイルにならないために自分で自分の体に責任を持つ
新型コロナウイルスにより、自宅からあまり外に出ない高齢者もいるかもしれません。しかし、一人でまたは夫婦や家族と外に出たからと言って場所を選べば感染リスクが上がるとは思えません。逆に活動性の低下は免疫力も低下し、病気や死亡
肥満でないことは専門医の資格要件にはない
以前の記事「肥満の医者」でも書いたように、アメリカでは2007年医師健康調査によると、19,000人の医師のうち40%が過体重で、23%が肥満だそうです。日本はそこまで太っている人はいませんが、医師でも肥満や太りすぎの人
空腹時高血糖は様々ながんのリスクを増加させる
空腹時高血糖になった時点で、恐らく状況は進行しているでしょう。糖尿病と確定していなくても、以前の記事「空腹時高血糖はすい臓がんの発生率を増加させる」で書いたように、空腹時高血糖はすい臓がんのリスクを増加させます。 その他
インスリン増加が先か肥満が先か?
肥満は多くの病気と関連しています。では肥満になったからインスリン抵抗性が増加してインスリン分泌が増えたのか、それともインスリン分泌が増加したから肥満になったのか、どちらでしょう? 60の研究の112のコホートからなる5,
低LDLコレステロールは糖尿病のリスクを高める
いまだにLDLコレステロール値は低い方が良いと思い込んでいる人がいます。そして、医師もLDLコレステロールが低いことには何も指摘しません。しかし、私は低LDLコレステロールが健康的だとは思いません。コレステロールは人間に
インスリンを使用した糖尿病では死亡リスク3倍
糖尿病をインスリンで治療することはリスクがあると考えられています。しかし、医師の中にはインスリンを使えば有効に血糖値がコントロールできると思い込んでいる人もいます。インスリン抵抗性が起きている人にインスリンを投与するのは
アメリカでの新型コロナウイルス感染の入院の多くは糖質過剰
東京都の「重症者向け病床の使用率」が前週比で86%から32%に急に減少しました。(この記事参照)分母となる確保病床数の報告数について、都と国では基準違い、それを国の基準に合わせたからだという言い訳ですが、ほんとどうなって