HDLコレステロールは善玉コレステロールと言われますが、HDLコレステロール値が低い場合、医師や栄養士はどのようにアドバイスをするのでしょうか?まさか、「3食しっかりと、バランス良く食べて!」でしょうか? 増やしたほうが
カテゴリー: 薬剤
糖質と鉄のただならぬ関係 その3 安全神話は本当か?
前回の記事「糖質と鉄のただならぬ関係 その1」「その2」では、鉄と糖尿病の関連の仮説を述べました。そこで、最後に疑問が残りました。それは鉄は人体の中で安全に取り扱われていると考える安全神話についてです。 まずは「鉄は吸収
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は様々な死亡率を上昇させるかもしれない
胃潰瘍や逆流性食道炎などで非常に良く処方される薬のPPI(プロトンポンプ阻害薬)は、様々な病気を引き起こすとも考えられています。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の暗黒面 その2 PPIは多くの病気を引き起こす可能性があ
薬の併用は新たな病気を作り出すかもしれない
薬は安全なものではありません。医療自体リスクアンドベネフィットで、リスクと利益を天秤にかけ、利益の方が上回ると考えられる場合に医療行為が行われることになっています。医療行為の中で薬を処方することは日常的なことです。しかし
糖尿病性神経障害と低コレステロール
ハリウッド映画の多くでは正義と悪がはっきりしていて、非常にわかりやすくストーリーが展開されます。娯楽作品なので、善悪が分かれていた方が何も考えず楽しめるというのは確かでしょう。 しかし、人間の体はそんなに単純ではないと思
日本糖尿病学会が「仙台宣言2019」を発表!
日本糖尿病学会は、2019年、仙台で開催されていた第62回日本糖尿病学会年次学術総会において5月24日、日本糖尿病学会と国際糖尿病連合西太平洋地区会議、アジア糖尿病学会の3団体は連名で、大規模災害時の糖尿病管理に関して日
江部康二先生「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売になりました
江部先生の新しい著書「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」が発売されました。相変わらず非常にわかりやすく、説得力があります。 アマゾンの紹介文にも書かれていますが、江部先生は69歳なんですね。びっくりしました。非常に若々しく
中性脂肪/HDLコレステロール比と心筋梗塞
一般的にはまだLDLコレステロールは悪者扱いです。スタチンをできる限り多くの人に飲ませるためには、LDLコレステロールを悪者扱いするしかありません。しかし、以前の記事「LDLコレステロール値は役に立たない」「LDLコレス
スタチンのNNTはガイドラインの変更により大きく変化した
あなたは、NNT(治療必要数)がいくつであれば、その薬を飲んでも良いと思いますか?(NNTについては「糖質制限にスタチンの併用は危険ではないか?」など参照)NNTはある症状や疾患を呈する患者を1人減らすために、何人の患者