勃起不全(ED)は加齢とともに自然に起きるものではありません。心血管疾患の一部です。そして、糖質過剰症候群です。 以前の記事「立(勃)たなくなったら糖質制限?」でも書いたように、EDにはインスリン抵抗性が大きく関係してい
カテゴリー: 糖質制限
糖尿病薬DPP-4阻害薬のショボい効果
ここ最近、GLP-1受容体作動薬に対する美辞麗句を並べ立てたような研究が多いですね。それについては次回以降に記事にするとして、その前段階として、糖尿病薬の中のDPP-4阻害薬について書きたいと思います。 アメリカ内科学会
低LDLコレステロールは死亡率が高い
コレステロールは悪者扱いされているのに、実際にはコレステロールが低い方が死亡率が高いという論文がいくつもあります。それなのに、医師はコレステロールを下げろ、と言い続けます。 今回の研究では、東アジア(台湾)のデータを使用
若年性のがんの発生率は世界的に増加している その2 コリバクチン産生大腸菌犯人説
以前の記事「日本人大腸がん患者の5割に腸内細菌の発がん毒素?」でも書いたように、大腸がんの発症に、腸内細菌の毒素であるコリバクチンが大きな影響を与えている可能性があるようです。大阪大学や東京大学などの研究グループが今回、
痛覚変調性疼痛の本質は脳のインスリン抵抗性ではないか? その4 過敏性腸症候群
痛覚変調性疼痛には様々な疾患があります。代表的なものでは、線維筋痛症や片頭痛がありますが、過敏性腸症候群もその代表でしょう。過敏性腸症候群は大腸および小腸に特に器質的異常がないにもかかわらず、下痢あるいは便秘などの便通異
妊娠後最初の1000日間の糖分制限は成人後の様々な疾患のリスクを下げる その1
妊娠後最初の1000日間の糖分制限シリーズがたくさん論文化されています。これは、イギリスの歴史的な砂糖配給制度を自然実験として活用して、妊娠から幼少期の砂糖の制限が後の人生において、様々な疾患とどのような関連があるかを分
機能性低血糖を知らない医師たち
体調の様々な問題を訴える患者が受診されました。問診票の内容を見ると、完全に「機能性低血糖」です。そして、診察して本人の話を聞いても、やっぱり機能性低血糖としか思えません。 しかし、私の外来を受診される前にいくつもの病院を
メタボリックシンドロームは脳の老化促進と関連している
認知症は糖質過剰症候群です。メタボリックシンドロームも糖質過剰症候群です。だから、メタボの人が認知症リスクが高いのは当然です。 今回の研究では、40歳から70歳までのイギリスのバイオバンク参加者27,375人を対象に、メ
正常な血糖値は正常な代謝を意味するものではない その2
代謝の異常が不可逆的になるのを待っていてはダメです。医療や検査機関が都合よく決めた正常値に騙されてはいけません。 「その1」では、糖尿病がその発症の10年以上も前から始まっていることを書きました。 今回は、すい臓のインス
男性も女性もスタチンで糖尿病発症リスクが増加する
LDLコレステロール値を下げるために、医師はスタチンを投与したがります。しかし、それによって糖尿病発症リスクが増加することを説明する医師はほとんどいないでしょう。 以前の記事「スタチンによる新規の糖尿病発症リスク」「スタ