糖質過剰症候群はすでに成人の問題ではありません。これだけ子供の頃から毎日糖質過剰摂取をしているので、これからもどんどん若年化していくでしょう。 アメリカの1999年から2018年までの平均年齢15.5歳(12〜19歳)の
カテゴリー: 糖質制限
心不全における塩分制限は無意味
心不全は塩分とは関係がないと私自身は考えています。心臓のエネルギーはほとんどが脂肪酸、そしてケトン体であり、ブドウ糖はわずかです。しかし、糖質過剰摂取ではブドウ糖をエネルギーにせざるを得ないので、不安定なエネルギー供給が
内臓脂肪と中性脂肪と冠動脈疾患のリスク
メタボリックシンドロームは冠動脈疾患のリスクを増加させると考えられています。当然です。メタボは糖質過剰症候群ですから。ご存じのようにメタボの診断基準は次のようです。 メタボリックシンドロームの診断基準 1. 腹囲 男性8
昼寝の時間が長くなることは認知症の前兆である可能性
高齢の方は比較的昼寝をしている人も多いのではないでしょうか?若年層を対象にした昼寝の研究では、昼寝が認知機能にとって有益なことが示されているようですが、これは糖質過剰摂取状態の人の場合です。糖質制限をすれば昼寝がほとんど
アメリカの食事ガイドライン2020の諮問委員会のメンバーの利益相反
我々の食事のガイドラインは様々な研究を検討して、科学的根拠に基づいて決められているという幻想を持っている人もいるかもしれません。しかし、世の中はそれほどクリーンではありません。 2020年から2025年のアメリカの食事ガ
片頭痛と認知症のリスク
片頭痛は糖質過剰症候群です。糖質制限をすればほとんどが改善し、次の日から薬が必要なくなる方もいます。片頭痛の薬、トリプタン製剤を処方すれば、ずっと患者として受診してくれるので病院は儲かりますが、患者の利益にはならないと思
父親のメトホルミン使用は男の赤ちゃんに先天性異常をもたらす
糖尿病薬のメトホルミンは、「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」となっていますが、男性、父親側に内服の制限は添付文書には書かれていません。 しかし、今回の研究は妊娠前の男性(父親)のメトホルミン内服が
飽和脂肪酸を減らしてコレステロールが減少すると死亡リスクが高くなる
飽和脂肪酸を減らせ、コレステロールを減らせ、というメッセージがずっと叫ばれています。一度洗脳されてしまった人は、それが正しいかどうかを考えなくなり、疑わなくなります。食事に関するランダム化比較試験はなかなか難しく、あまり
日清食品の完全栄養食プロジェクトは糖質過剰
カップヌードルで有名な日清食品が完全栄養食プロジェクトというものをやろうとしています。日本を未病対策先進国へ、と壮大な目標を掲げています。 しかし、その中身は、いまだに「オーバーカロリーで健康被害が起きている」と言ってい
比較的若い頃での脂質と血糖値はアルツハイマー病に関連する
アルツハイマー病は糖質過剰症候群であり、3型糖尿病です。現代のように糖質過剰摂取を続けているとますます認知症の人が増加するでしょう。 今回の研究は私は驚きはしませんが、糖質過剰摂取をしている人は驚く結果でしょう。認知症は