インスリン抵抗性が続くと心血管疾患のリスクが高くなる

時折、糖尿病の人であっても、空腹時血糖やHbA1cが落ち着いていると、肥満のままでいる場合があります。食事療法は当然カロリー制限をされているのでしょうが、明らかにインスリン抵抗性が非常に高く状態だと思います。 しかし、血

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冠動脈疾患の重症度とインスリン抵抗性の関係

心筋梗塞などの冠動脈疾患ではLDLコレステロール値ばかりが重要視されているように見えます。しかし、以前の記事「LDLコレステロール値は役に立たない」で書いたように、LDLコレステロールが高かろうと、低かろうと同程度に冠動

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経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)1時間値と脂肪肝

以前の記事「経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値」では、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値が155以上であれば、糖尿病に進行してしまう危険性が非常に高くなることを書きました。同様に、1時間値が高いことは非ア

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心臓の冠動脈における局所のインスリン抵抗性

2型糖尿病は心血管疾患のリスクを増加させると考えられます。それは高血糖と高インスリン血症が関連していると思われます。 高血糖になるとプロテインキナーゼC(PKC)というものが活性化し、それにより血管弛緩性 物質である一酸

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ビタミンCなどの抗酸化物質は運動によるインスリン感受性の増加作用を無効にしてしまう

前回の記事「とにかく可能な限り動きましょう」では、安静は有害であり、インスリン抵抗性を増加させることを書きました。糖尿病などでインスリンの感受性を高めるために運動を取り入れている方も多いと思います。 しかし、その運動の効

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