赤肉(牛肉や豚肉などの肉)を週に2回以上食べると2型糖尿病のリスクが増加するそうです。(記事はここ) 赤肉を週2回以上食べると「2型糖尿病」リスク増加 ハーバード大学が発表 11/4(土) 7:03配信 アメリカのハーバ
タグ: 糖質過剰症候群
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その1
我々人類は断続的で時間制限のある摂食パターンに適応してきたことが示唆されています。進化の過程で獲得した代謝は、食べることのできる回数は1回か2回程度、非常に短い時間帯で、糖質もほとんどない食事が初期設定となっています。つ
いまだに燻るSGLT-2阻害薬の下肢切断リスク
以前の記事「糖尿病治療薬SGLT2阻害薬は下肢切断を増加させるかもしれない!」で書いたように、SGLT-2阻害薬には下肢切断リスク増加の懸念があります。(その論文はここ) CANVAS試験と言われるもので、利益相反たっぷ
2型糖尿病の体重減少に対する時間制限食の影響
1日3食しっかり食べることが健康的だと考える人がいます。マスコミの言うことを鵜呑みなのでしょう。一方で時間制限食というものが健康に好影響を与えることが様々な研究で示されています。 時間制限食は1日の中で8時間とか、6時間
糖尿病の有無におけるコレステロールと心血管疾患のリスク
糖尿病のある人は、スタチンによってLDLコレステロール値を下げているにもかかわらず、心血管疾患のリスクが高くなります…という文章をよく見かけます。大前提で心血管疾患の原因がLDLコレステロールの増加であると決めつけている
糖尿病でなくても糖化LDLは意外と多い
酸化LDLは非常に危険なLDLと考えられています。しかし、酸化LDLは血中のそこまで多くなく、通常はLDLの1%未満、0.2%程度だそうです。そして、酸化LDLが危険というよりは、LDLの酸化が起きやすい体内環境が危険だ
レムナントコレステロールと心血管疾患のリスク LDLコレステロールはどうしちゃった?
レムナント(残存)コレステロールは心血管疾患リスクの強力な予測因子と考えられています。しかし、レムナントコレステロールそのものが悪さをするというよりも、レムナントコレステロールが増加する状態が心血管疾患の原因だと思われま
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は認知症のリスクを高める
人間の代謝の最初の段階、食べ物を消化吸収すること、そして体の外から体の中に物質を入れるので殺菌することは非常に重要でしょう。それを担っている重要なメカニズムが胃酸分泌です。その胃酸分泌を抑えてしまうPPI(プロトンポンプ
糖尿病とコレステロールの密接な関係
コレステロールを気にする人、高いLDLコレステロール値を見ると脅す医師は多いでしょう。しかし、そこでスタチンを処方されると2型糖尿病のリスクが高くなることはみなさんよく知っているでしょう。と言いたいですが、多くの人は知ら