少し前に東洋経済オンラインに糖質制限反対派の記事が出ていました。東洋経済は江部先生の糖質制限の記事もありますし、反対派も載せていますね。どっちつかずの立場です。 今回の記事もつっこみどころ満載です。正直、糖質制限に対する
タグ: 糖尿病
肉食は様々な症状を改善する
肉、特に赤肉は健康的にはあまり良くないと考える人がいます。しかし、逆にほとんど肉しか食べない「Carnivore Diet」(肉食)の人もいます。もちろん肉だけなので、非常に強い糖質制限状態です。 このような肉食の人が、
オーストラリアは政府が今後10年間の糖尿病戦略として糖質制限を認めた
世界は糖質制限の方向へどんどん向かっています。以前の記事「オーストラリア糖尿病学会も糖質制限推奨へ」でも書いたように、オーストラリアの糖尿病学会は糖質制限推奨へ舵をきりました。 そして、オーストラリア政府は国としての今後
尋常ではない量のフルーツジュースを摂取するとどうなるか?
果物はヘルシーな食べ物と考えられており、その延長線上でフルーツジュースもヘルシーな飲み物と一般的には考えられています。しかし、現代の果物は非常に甘く、糖質、果糖がたっぷり入っており、さらにフルーツジュースは食物繊維が取り
HbA1cが正常なのに暁現象
前回の記事に質問を頂きました。HbA1cが正常なのに、暁現象が認められるということです。 スーパー糖質制限をしている時の朝の空腹時血糖値についてお尋ねします。 2年半ほどスーパー糖質制限を行っています。かかりつけのクリニ
本日より発売開始 肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II
本日より『肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II』が発売開始になります。待ちに待った日がやってきました。アマゾンでは11月17日、書店に並ぶのは18日ごろではないかと思います。もうすでに並んで
コントロールの悪い糖尿病では血糖値だけでなく血中の果糖値も高い
欧米諸国では、成人の果糖の1日摂取量は約100gと言われています。日本はどのくらいでしょうか?近いものがあると思います。果糖は猛毒であり、様々な疾患を招いていると考えられています。 コントロールの悪い糖尿病と、糖尿病では
スタチンは糖尿病を進行させる
スタチンは過去に心血管系の症状を起こしたことのない人に対して、5年間でどれだけのことが予防できるでしょうか? 命を救えたのは0人 心臓発作を防げたのは104人中1人 脳卒中を防げたのは154人中1人 つまり、心臓発作を防
オーストラリア糖尿病学会も糖質制限推奨へ
アメリカ、カナダが糖質制限を認めましたが、それに続いてオーストラリアも糖質制限推奨へ舵をきりました。(「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」「カナダ糖尿病学会も糖質制限へ」参照) 2
経口ブドウ糖負荷試験の30分値
糖尿病の診断で行う経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で、2時間後血糖値が200mg/dl以上の場合、糖尿病型であるとしています。 しかし、その前の時間帯、30分値、1時間値も非常に重要です。 1時間値に関しては、以前の記事