GLP-1受容体作動薬を使ったダイエットを行っているクリニックはボロ儲けでしょうね。体重は減少するかもしれませんが、痩せた状態を維持するには薬がやめられません。まさに薬漬け状態、薬物依存状態です。 それにしても、薬を使っ
タグ: 糖質過剰症候群
急性心筋梗塞でLDLコレステロールが低いと退院後の長期の心血管イベントが増加する
LDLコレステロールは低ければ低いほど良い、って思っている人もいるかもしれませんが、ウソであることは様々な研究でわかっています。でも、それを認めたら、専門家たちは大変なことになるので、ずっと変わらず、LDLコレステロール
SGLT2阻害薬の下肢切断リスクは恐らくあるでしょう
糖尿病の薬、SGLT2阻害薬は良いことばかりが強調されています。もちろん、これまでの他の糖尿病薬と比較すると良いのかもしれません。しかし、リスクについてはあまり目にしません。一時期のスタチンのような感じがして、気持ち悪い
抗不安薬、睡眠薬、鎮静薬、抗うつ薬は筋萎縮性側索硬化症リスクを増加させる
筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、手足や喉などの筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。進行すると飲み込みや呼吸すらできなくなっていきます。 この病気のリスクを増加させる薬として、スタチンが大きく
医療によるLDLコレステロール攻撃の次の標的はLp(a)
血清リポタンパク(a)、Lp(a)はLDLコレステロールよりもさらに悪玉で、悪玉度は、Lp(a) 1粒子当たりのアテローム促進性は、LDLの6倍以上とする報告もあるそうです。(ここ参照) 専門医は、強力なLDL低下療法を
急性腎障害をもたらすトリプルワーミー薬にプロトンポンプ阻害薬(PPI)を併用してクアドラプルワーミー
以前の記事「内服薬の併用による腎臓へのトリプルパンチの大ダメージ「トリプルワーミー」」で書いたように、レニン-アンジオテンシン系阻害薬、利尿薬、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の3つからからなる薬物療法に関連する急
加齢黄斑変性症は糖質過剰症候群
加齢黄斑変性症(AMD)は、高齢者における不可逆的な視力低下、失明の主な原因です。滲出型と萎縮型(非滲出型)がありますが、重度の視力喪失の90%は新生血管を伴う滲出型が原因です。 AMDは確かに病名に「加齢」とあるので、
高血圧の薬でがんリスクが増加する その2 乳がん
「その1」では、高血圧の薬での腎臓がんのリスク増加について書きました。今回は乳がんについてです。 まずは、1,736人の乳がん症例と1,895人の健康な対照群における降圧薬と乳がんの関係を分析した研究です。(ここ参照)い
ケトン食は全てのがんのリスク増加と関連しているというウソ研究
また変な研究が出てきました。ケトン食ががんのリスク増加と関連しているというものです。あまり真面目に読む気になれません。一応見てみましょう。 今回の研究では、アメリカの国民健康栄養調査(NHANES)のデータを用いて、食事
LDLコレステロールが低いと心血管疾患および全原因死亡リスクが上がる
医師を含めて、ほとんどの人は、LDLコレステロールは「悪玉」と思い込まされています。だから、一般の人はLDLコレステロールが上がると不健康であると思い、医師は高コレステロールの患者を診ると、このままだと死ぬよ、と脅します