手根管症候群は比較的一般的な疾患です。しかし、手根管症候群の患者は、肥満になる可能性が1.77倍、糖尿病になる可能性が3.02倍です。(ここ参照) 今回の研究ではインスリン抵抗性と手根管症候群の関連を調べています。(図は
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糖尿病予備軍でもアルツハイマー病と有意に関連
以前の記事「高齢者糖尿病の血糖コントロール目標ってこれで良いのだろうか?」でも書いたように、日本糖尿病学会の高齢者の血糖コントロールの目標値は超緩く、HbA1c7未満であり、低血糖を招く薬を使用している場合は、8未満でし
役に立たないダイエットランキング
U.S.Newsというサイトに「Find the best diet for you」「あなたへの最善の食事を見つける」と題したダイエットランキングが発表されています。(ここ参照) これは食事療法、栄養学、肥満、食物心理
高齢者糖尿病の血糖コントロール目標ってこれで良いのだろうか?
日本糖尿病学会は2016年に高齢者の血糖コントロールについて目標値を示しました。(図はここより) 学会の言い分としては、「超高齢社会を迎え、高齢者糖尿病は増加の一途を辿っている。高齢者には特有の問題点があり、心身機能の個
2型糖尿病と肥満の重複が新型コロナウイルス感染の重症化リスクの大きな増加をもたらす
一時期は3万人を超そうかという勢いで増加していた新型コロナウイルス陽性者。5万人でも行くのかなと思っていたのですが、現在はものすごい勢いで減少しています。なんで?説明できる専門家いますか?人流とは関係なく、ウイルスは勝手
アルツハイマー病の新しい薬「アデュカヌマブ」
アルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」をアメリカのFDAが承認しました。(記事はここ) この薬、4週間に1回の点滴投与で、価格の目安は年間5万6000ドル(約610万円)だそうです。わお! それにしても、この薬、一旦は
高齢者ではコレステロールが急に低下してきたら寿命が近いかもしれない
心血管疾患はコレステロールが高いとリスクが増加すると一般的には考えられています。80歳以上になってもスタチンを投与されてしまっている高齢者も多いと思います。高齢者では心血管疾患の頻度も増加するでしょう。しかし、様々な研究
歩くスピードが遅い人は新型コロナウイルス感染での死亡リスクが高い
歩くスピードは認知症や様々な死亡率の増加と関係しています。高齢者でスタスタ歩く方は若々しく見えるだけでなく、実際に元気であることが多いです。一方歩行が遅い人はやはり不健康であったり、筋力の低下が著しい方が多いと思います。
糖尿病や糖尿病予備軍は軽度認知機能障害から認知症になるスピードを加速させる
アルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取を続けていれば、認知症リスクは非常に高まってしまいます。 軽度認知障害の状態から認知症になるまでのスピードは、糖質過剰摂取を続けているとどうな
人により45歳ですでに老化スピードに差が出ている
加齢とともに、慢性疾患(心臓病、糖尿病、がんなど)や能力の低下(筋力、聴覚、記憶力などの低下)を起こすリスクが高まります。人生100年時代と言えど、60代前に様々な臓器不全、認知症、死亡を経験している人もいます。 今回の