運動には素晴らしい健康効果があります。冠動脈のプラークさえ減少させる可能性があります。 今回の研究では、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けている安定狭心症の患者60人が対象です。60人を2つのグループに分けま
タグ: 運動
糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか? その2
今回は以前の記事「糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか?」の続きです。前回の記事でも示した、エネルギー源として下の図のようなことが本当であれば、安静時のエネルギー源は全て脂肪という
糖質制限では運動強度がどれくらい増加すると糖質をメインエネルギー源とするのか?
運動強度によって人間はブドウ糖と脂肪のどちらをエネルギー源にするのかを変えていることは知っていると思います。 運動強度は最大酸素消費量(VO2max)の何%で表現されますが、低い運動強度では脂肪がメインのエネルギー源です
筋肉繊維の組成はインスリン感受性およびインスリン分泌と関連している
以前の記事「筋肉繊維の組成はトレーニングで変化する」では、筋肉繊維の組成はトレーニングによって変わりうることを書きました。筋肉はブドウ糖を取り込むので、血糖値やインスリン抵抗性と大きく関係すると思います。筋肉繊維組成は、
筋肉繊維の組成はトレーニングで変化する
筋肉繊維にはタイプがあります。持久力のある遅筋(タイプⅠ)、瞬発力のある速筋(タイプⅡ)があります。その割合は人によってかなりの差があるようです。一般的にはその割合は遺伝的に決まっていると言われていますが、恐らく後天的な
Life’s Essential 8(ほとんど役に立たない健康のための8項目) その1
気づいたら公開している記事が2,000を超えていました。丁度2,000の記事で気づかず、これが2,008番目の記事です。1,000ぐらいまでは何を書いてきたのかほとんど記憶していましたが、さすがに最近は昔何を書いたか忘れ
運動するために糖質過剰摂取は必要ない
いつの間にか運動には糖質が必須であるかのように思い込まされ、アスリートも糖質過剰摂取をしています。 結構トレーニングをしている中年男性が糖質制限をしたらどうなるでしょうか?募集された基準は次の通りです。 (1)30〜50
薬で弱らされている高齢者
多くの高齢者は非常にたくさんの薬を飲んでいます。もちろん、医師が処方していて、患者も良かれと思い飲み続けています。その中で最も代表的な薬の一つが血圧を下げる降圧薬でしょう。 血圧が高いことは心血管疾患のリスクになりますが
脳震盪を起こすコンタクトスポーツへの子供の参加は制限すべきかもしれない
いくつもの研究で、脳震盪を起こすようなスポーツをやっていた人の認知症をはじめ、神経変性疾患のリスクが高まると言われています。(「アスリートと神経変性疾患 その1」「その2」「サッカーのヘディング禁止」「元エリートラグビー
身体活動の増加は消費エネルギーを増加させない
いまだに体重減少のためには運動が推奨されています。ほとんどの人は身体活動、運動が増加すると、消費するエネルギー(カロリー)が増加するので、その分体重が減少すると思い込んでいます。以前の記事「アメリカ糖尿病学会2023年版