うつ病も糖質過剰症候群です。インスリン抵抗性を表す中性脂肪/HDLコレステロール比(TG/HDL-C比)、空腹時血糖値、腹囲とうつ病発症の関係はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では、抑うつ障害や不安障害の既往のな
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糖質制限
夫婦はしばしば似たような体型や病気の発生率を持っている
似た者夫婦という言葉がありますが、よく、同じような体型をした夫婦、家族を見ます。親子であれば家族性、つまり何らかの遺伝性のものも考えられますが、夫婦は遺伝的につながっていません。しかし、ときに非常に似てきます。恐らくこれ
筋肉を増やすのに糖質は必要ない
筋肉を増やすのにはインスリン分泌が必要であり、だからタンパク質だけでなく糖質(炭水化物)の摂取も同時に必要だ、という考えを持つ人もいるでしょう。以前の記事「筋トレでインスリンを分泌するための糖質(炭水化物)は必要ない そ
中性脂肪/HDLコレステロール比は安定狭心症の冠動脈疾患のリスクを予測する
中性脂肪/HDLコレステロール比(TG/HDL-C比)は非常に重要だと考えられています。ある研究では、TG/HDL-C比が4より大きいことが、冠動脈疾患発症の最も強力な独立した予測因子であるとしています。(「糖質制限とL
糖質(炭水化物)の種類と乳がん
相変わらず、医療の現場では食欲が低下したときなど、口当たりが良いもの、何でも食べたいもの、などを食べるようにアドバイスされます。それはがんの患者さんにおいても同様です。手術後や化学療法後でもです。 高血糖はがんの増殖やが
肥満の脂肪肝ではグリコーゲンさえ上手く利用できないかもしれない
今回の研究の内容は、欧州糖尿病学会第57回EASD年次総会での発表の抄録なので、論文となっているものではないので、注意が必要ですが、興味深い内容です。 通常、時間制限のある食事(プチ断食)はインスリン分泌の頻度、量を減ら
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は自己免疫疾患のリスクを上げる
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は様々な病気のリスクを増加させることは、これまでいくつも記事にしました。(「PPI(プロトンポンプ阻害薬)とすい臓がん」「PPI(プロトンポンプ阻害薬)の長期使用と胃がんのリスク」「PPI(
インスリン抵抗性と乳がんのリスクとの関連
以前の記事「中性脂肪値と血糖値だけで様々な疾患のリスクを評価できる」で書いたように、TyGインデックスはインスリン抵抗性のマーカーで、この数値が高いと様々な疾患のリスクが高くなることが示されています。(測定はここから)
スタチンは糖尿病を進行させる
スタチンは過去に心血管系の症状を起こしたことのない人に対して、5年間でどれだけのことが予防できるでしょうか? 命を救えたのは0人 心臓発作を防げたのは104人中1人 脳卒中を防げたのは154人中1人 つまり、心臓発作を防