地球は温暖化していますが、それの要因の一つは温室効果ガスと考えられています。しかし、温暖化すれば温室効果ガスは増加するので、どちらが先かはわかりません。因果関係が逆の可能性もあります。地球温暖化の要因は全く別にあるかもし
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相撲は世界一不健康なスポーツかもしれない その2
以前の記事「相撲は世界一不健康なスポーツかもしれない その1」では、蜂窩織炎の話題を書きました。では、力士は本当に糖尿病になることが多いのでしょうか?また寿命はどうでしょうか? ある記事によると、元横綱の北の富士さんは変
PPI(プロトンポンプ阻害薬)の長期使用と胃がんのリスク
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)はピロリ菌根絶後の胃がんのリスクを高める」で書いたように、PPIの使用は胃がんと関連しているようです。 PPIはピロリ菌と相互作用があるようです。通常、ピロリ菌は胃の幽門洞(十二
相撲は世界一不健康なスポーツかもしれない その1
横綱白鵬は今場所、連敗し、休場となりました。(関連記事はここ)その一つの原因が蜂窩織炎です。親方は「場所前の稽古でかかとが割れて菌が入った。熱を出して病院で治療している」と説明しているようです。 この蜂窩織炎、もちろんど
急性心筋梗塞や急性心不全ではLDLコレステロール値が高い方が死亡率が低い
一般的にはいまだにLDLコレステロールが「悪玉」だと考えられています。しかし、LDLと心血管疾患の関連は矛盾だらけです。(「もしもLDLコレステロールが高いことがアテローム性動脈硬化症の原因だという仮説が正しいとするなら
糖質制限はできる限り早く始めるべきである
2型糖尿病を逆転できるか、寛解できるかは、すい臓のβ細胞の回復能力に依存していると考えられます。カロリー制限で体重減少して、糖尿病から寛解した人と、寛解できずに糖尿病のままの人を比較した研究があります。 糖尿病寛解臨床試
胆石も糖質過剰症候群である その2 胆嚢の運動低下
以前の記事「胆石も糖質過剰症候群である その1」では、胆石は脂質過剰摂取で起きるのではなく、糖質過剰摂取で起きると考えられることを書きました。胆石の重要な原因の一つに「胆嚢の運動低下」があります。 (上の図はこの論文より
ケトン体は認知機能を改善する
いまだに医師や栄養士の多くが脳のエネルギーはブドウ糖だけだ、と言っています。その知識をアップデートしていない人は専門家とは言えませんが、堂々と発言しているのが何とも嘆かわしく、その言葉を信じてしまう人も多いのも事実でしょ
どうして真実が通説にならないのか?
昨日コメントをいただきました。 ドクターシミズ氏の言われてる事は、特に生活習慣病について、要するに現在の医学の常識として専門医が言っている事は、真実とは異なる場合が多い、という事だと思われますが、それでは、仮にドクターシ