昨日2023年8月27日、北海道マラソンが行われました。いやー、暑かった!スタートの8時30分の時点で、気温29.2度、湿度78%、その後最高気温は30度を超えました。レース前日は35度以上になったことを考えると、少しは
カテゴリー: コレステロール
体重とインスリン減少が動脈硬化に及ぼす影響
一般的にはアテローム性動脈硬化症の原因は飽和脂肪酸やコレステロールだと思わされています。 体重やインスリン分泌を減少させると動脈硬化はどうなるでしょうか? 25~45歳(平均年齢37.9歳)で、身体活動が不活発でクラスI
内臓脂肪の増加は動脈硬化を悪化させる
筋肉ではなく、体に脂肪が付いての体重増加は有害です。わざわざ有害な体重増加を無理やりさせる実験で、動脈硬化がどうなるかを調べた研究があります。 対象は14人の平均年齢23歳の若者で、平均BMIも24です。体重が5kg増加
メタボリックシンドロームで減量後に体重を戻すと動脈硬化がさらに悪化する
メタボリックシンドローム、肥満の人では減量のために、安易にエネルギー(カロリー)制限をしてしまう人も多いでしょう。エネルギー制限をしてしまうと長く続かず、結局は断念して食事が元に戻りリバウンドしてしまいます。 減量後に体
中性脂肪と心血管疾患
スタチンが世の中で出回るようになり、関心はLDLコレステロールにばかり向いてしまっています。しかし、私は中性脂肪が最も重要だと考えています。 中性脂肪は空腹時だけでなく非空腹時でも上昇すると心血管疾患のリスクは増加します
糖質入りドリンクは飲んではいけない
猛暑が続くと、頻繁にマスコミは熱中症予防にこまめな水分補給を訴えます。水分補給だけで熱中症予防ができるというエビデンスはありません。しかも、そのマスコミに出てくる医師は、スポーツドリンクを推奨します。スポーツドリンクは糖
コレステロールにはパラドックスがいっぱい
またまたパラドックスです。脂質異常症は一般的には心血管疾患のリスク因子と考えられていますが、死亡率はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では平均59.7歳の男性1,479人を対象としたものです。そのうち779人 (5
ドライアイとスタチンと糖質過剰摂取
スタチンには様々な副作用があります。当たり前です。人間に必須の代謝の一部を止める薬なんですから。 今回の研究では、ドライアイとスタチンの関連を分析しています。 スタチンによりドライアイ疾患になる可能性は次の表のとおりです
メタボリックシンドロームにおける体内鉄貯蔵量の減少の影響
鉄およびフェリチンと高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームの構成成分との関連性が示されています。それを否定する人は炎症でフェリチンが高くなっているだけだというかもしれません。もしそうだとしたら、意図的に血液を減らす献血