今年も血液検査のデータを示したいと思います。毎年それほど大きな変動はありません。食事が変わっていないの、変動も少なくなり、検査項目も減らしてしまっています。数年に1回でも良いかな?という感じにもなっています。 2023年
カテゴリー: HDLコレステロール
糖質制限は一部の人のLDLコレステロールを劇的に上昇させる
糖質制限は様々な検査値が改善しますが、LDLコレステロール値だけは、一般的な医療常識の中の数値としては悪化し、劇的に上昇してしまうことがあります。その後少しずつ低下することもありますが、ずっと高いままの人も少なくありませ
低炭水化物食はメタボになりやすい?
また糖質制限に批判的な研究が出てきましたが、いつものようにアホらしい内容でした。 炭水化物の推奨量を満たしている人と比較して、推奨を下回る炭水化物の摂取量だとメタボになりやすいという内容です。 気にする必要はありませんが
運動するために糖質過剰摂取は必要ない
いつの間にか運動には糖質が必須であるかのように思い込まされ、アスリートも糖質過剰摂取をしています。 結構トレーニングをしている中年男性が糖質制限をしたらどうなるでしょうか?募集された基準は次の通りです。 (1)30〜50
酸化HDLおよび酸化LDLと糖質過剰症候群
糖尿病や糖質過剰摂取では酸化ストレスが増加します。そして、それにより血中の脂質であるHDL、LDLも酸化します。 10代の若者でも肥満や糖尿病に伴う酸化HDLや酸化LDLは増加しているのでしょうか? 今回の研究では11~
sdLDLが高いと言われたけれど…
LDLの中でも小さな危険なLDLであるsdLDLについてコメントをいただきました。 こんにちは いつも先生のブログを楽しみにしております。70才女性です。 私は糖尿病発覚1年後の2015年から始めた糖質制限で、A1cは6
LDLコレステロール低下の程度と死亡率は関係ない
コレステロールはいまだに悪玉であり、LDLコレステロールの上昇は様々な心血管疾患や死をもたらすと思い込んでいる人がいます。そして、医師の中にもLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている人も多いでしょう。 LD
効果を維持するためにはやめることができないGLP-1受容体作動薬
現在の治療薬のほとんどは対症療法であり、根本的に治しているものではありません。したがって慢性疾患の場合、その薬をやめればもとに戻ってしまうことも多いでしょう。糖尿病の薬もその中の代表的なものです。以前の記事「子供の肥満に
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスク
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスクを増加させます。肥満というよりは肥満の原因の糖質過剰摂取が様々な疾患のリスクを増加させているのが本当のところです。 今回の研究では日本で健康診断を受診した65歳の10,852人を対象