スタチンは様々な副作用をもたらします。副作用のない薬はないのですが、許容範囲の副作用であれば仕方がないと思うかもしれません。 例えばちょっとした眠気、腹部膨満感などが一時的であれば良いと思う人もいるでしょう。しかし、その
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冠動脈アテローム性動脈硬化症における糖化LDL
LDLコレステロールはいまだに心血管疾患の原因だと考えている人がいます。そもそもLDLとコレステロールを一緒に考えている人さえいます。どちらも人間にとっては重要ですが、問題はLDLの質でしょう。 今回の研究では、冠動脈の
あけましておめでとうございます 今年もやっぱり糖質制限
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 青学強かったですね!個人的には駒澤大を応援していましたが、最近は駒澤が強すぎて、逆に混戦になった方が面白いので、他が頑張ってほしいと思いましたが…それが青
減量後のリバウンドでは筋肉が減り、脂肪が増える
安易な体重減少目的のダイエット法が蔓延っているために、ヨーヨーダイエットとも言われる体重サイクリング(体重の増減を繰り返すこと)が起きています。 それは医療の中でも起きています。医療では体重減少のため、いまだカロリー制限
野菜と魚をたくさん摂取するのは健康的か?
日本人の専門家はなぜか野菜や魚が健康的だと思っている人が多いように感じます。もちろん完全に間違っているとは思っていませんが、野菜=ヘルシーと考え過ぎて、肉をほとんど食べず、野菜がメインの食事をしている高齢者が多いように感
一部の血圧の薬は糖尿病発症のリスクを上げる
高血圧になると血圧を下げる薬が処方されます。それにより糖尿病になるなんて誰も考えていないでしょう。しかし、現実には血圧の薬で血糖値がすることがあります。もちろん医師はそのことを知っているはずですが。 今回の研究では、ベー
効果を維持するためにはやっぱりやめることができないGIP/GLP-1受容体作動薬
2型糖尿病治療薬として使用されるGLP-1受容体作動薬ですが、チルゼパチド(商品名:マンジャロ)というGLP-1受容体に加えてグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)受容体にも作用する薬があります。(マン
厚労省や各学会が推奨するPFCバランスは2型糖尿病ではどうなっているの?
厚労省が推奨する3大栄養素のPFCバランスはタンパク質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%です。そして、医療で使うほぼすべての学会のガイドラインでは、この比率を重要視しています。本当にこれが健康的なバラン
除脂肪体重ハイパーレスポンダーの糖質制限によるLDLコレステロール上昇と冠動脈疾患リスクの関連
以前の記事「糖質制限でLDLコレステロールが大きく上昇する人の特徴」で書いた、LDLコレステロール200mg/dL以上、HDLコレステロール80mg/dL以上、および中性脂肪70mg/dL以下である「除脂肪体重ハイパーレ
ナイアシンとインスリン抵抗性
以前の記事「ナイアシンは安全か? その1」で、ナイアシンの耐糖能に対する有害性について書きました。ナイアシン5年間で当初非糖尿病患者43人あたり、1人が糖尿病を患うことになります。これはスタチンと同様かそれ以上です。(ス