一般的には心血管系の専門家の間ではLp(a)はアテローム性動脈硬化症の危険因子とされています。しかし、恐らくはLDLコレステロールと同様に本当は大して関係ないと思われます。 以前の記事「最近LDLコレステロールからLp(
カテゴリー: 糖尿病
中性脂肪/HDLコレステロール比と腎機能の低下
腎機能の低下は多因子性ではあるでしょうが、一番の原因は糖質過剰摂取でしょう。タンパク質や塩分の過剰摂取で腎臓の負担が蓄積し、腎機能が低下すると言っている人もいまだにいると思いますが、恐らくウソです。 今回の研究では中性脂
糖質摂取はLDLコレステロールを低下させる その1
春の健康診断が始まり、糖質制限をしている人には鬱陶しい季節がやってきました。LDLコレステロールが高いだけで、様々なことを言われる人もいるでしょう。 今回のシリーズでは糖質摂取および糖質制限でLDLコレステロールがどうな
LDLコレステロール高い方が心筋梗塞後の死亡率が低いのですが・・・
LDLコレステロールが低い方が心臓に良いに決まっている、と思い込んでいる人もいるでしょう。低ければ低いほど心臓を守ってくれると信じている人がいるでしょう。この洗脳は非常に深く深刻です。 今回の研究では、急性心筋梗塞または
中性脂肪と血糖値からわかるTyGインデックスと心血管代謝疾患のリスクとの関連
TyGインデックスは様々な疾患のリスクと関連しています。それはTyGインデックスがインスリン抵抗性の指標であるからだと考えられます。自分のTyGインデックスを知らないのであれば、一度計算してみましょう。(計算はここ)中性
血栓症と高血糖および糖尿病 その2
以前の記事「血栓症と高血糖および糖尿病 その1」の続きです。多くの人は空腹時のインスリン値なんて測定したこともないでしょう。 血糖値が正常だからと安心していませんか?その血糖値はインスリン分泌の増加によってもたらされてい
運動するために糖質過剰摂取は必要ない
いつの間にか運動には糖質が必須であるかのように思い込まされ、アスリートも糖質過剰摂取をしています。 結構トレーニングをしている中年男性が糖質制限をしたらどうなるでしょうか?募集された基準は次の通りです。 (1)30〜50
スタチンは糖尿病を誘発する可能性がある
スタチンはLDLコレステロールを低下させます。LDLコレステロールの増加が心血管疾患の原因だと思い込まされている人が医師を含めて多いので、LDLコレステロール値を多くの人が気にします。 現在の医療の世界ではコレステロール
酸化HDLおよび酸化LDLと糖質過剰症候群
糖尿病や糖質過剰摂取では酸化ストレスが増加します。そして、それにより血中の脂質であるHDL、LDLも酸化します。 10代の若者でも肥満や糖尿病に伴う酸化HDLや酸化LDLは増加しているのでしょうか? 今回の研究では11~
男性型脱毛症のメカニズム
以前の記事「糖質入り飲料を飲んでいると脱毛してしまうかも」では、糖質摂取による脱毛の可能性について書きました。男性型脱毛症のメカニズムに関して書いてみたいと思います。 男性型脱毛症は恐らく多因子性でしょう。その中でも糖質