いまだに脂質(脂肪)を摂ると太ると思っている人がいます。およそ摂取エネルギーの30%を摂るのと、その2倍の60%摂るのではどれくらい体重が変化するでしょう?みなさんはもう答えがわかりますね。 今回の研究では、2型糖尿病の
カテゴリー: 心血管疾患
スタチンの効果はほんのわずか
「コレステロールは低いほど良い」と思っている人がいまだに多くいます。しかも一般の人だけでなく、医師にもいるので非常に問題です。 スタチンが開発、販売されて、この「コレステロールは低いほど良い」という考えは定説化してしまい
アメリカ心臓協会はさらに糖質制限を推奨する方向へ
以前の記事「アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その1」で書いたように、アメリカの心臓病学会はすでに糖質制限を認めています。 それに続いてアメリカ心臓協会は2型糖尿病の人に対
LDLコレステロールと糖尿病の関連
LDLコレステロールと糖尿病の関連は実に不思議です。糖質制限をすると少なくない割合の人がLDLコレステロールが上昇します。爆上がりする人も珍しくありません。私の上昇しています。しかし、人体の中の代謝は一つだけで独立してい
飽和脂肪酸は心臓に悪くない
我々はずっと長い間、脂質、特に飽和脂肪酸をたくさん摂ると体の脂肪になり体重が増加したり、血管が詰まって心筋梗塞を起こすと思わされてきました。 しかし、以前にアメリカで行われた低脂肪食介入試験では全く違う結果が得られていま
LDLコレステロール値は心血管イベントとは無関係
LDLコレステロールはいまだに悪玉扱いです。LDLコレステロール値が高いだけで、無条件でスタチンを処方しようとする医師もいっぱいいるでしょう。 今回の研究では、LDLコレステロール値と心血管イベントの発生について分析して
食物繊維の増加はうんことおならを増やす
食物繊維は腸内細菌のエサです。しかし、それは我々のほとんどが雑食だから、それに応じて腸内細菌の力関係のバランスにおいて、食物繊維をエサにする腸内細菌が優勢になっているからです。糖質過剰摂取では、超悪玉菌が増加するでしょう
役に立たないダイエットランキング
U.S.Newsというサイトに「Find the best diet for you」「あなたへの最善の食事を見つける」と題したダイエットランキングが発表されています。(ここ参照) これは食事療法、栄養学、肥満、食物心理
今年もよろしくお願いいたします なぜ医師はLDLコレステロールばかり気にするのか?
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 2日、3日の箱根駅伝、青山学院大学は強かったですね。駅伝を見ていたら、1人選手の腕に白い丸い物体を見つけました。フリースタイルリブレを装着していたんです。
飽和脂肪酸は心血管疾患のリスクには関係しない
飽和脂肪酸はいまだに悪者扱いです。以前の記事「飽和脂肪酸は心血管疾患を増加させるか?」でも書いたように、飽和脂肪酸と心血管疾患との関連はほとんど認められないにもかかわらず、摂取制限を勧める人も多いでしょう。 日本人の食事