コレステロールはいまだに悪玉であり、LDLコレステロールの上昇は様々な心血管疾患や死をもたらすと思い込んでいる人がいます。そして、医師の中にもLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている人も多いでしょう。 LD
カテゴリー: 心血管疾患
ラカント(エリスリトール)の吸収、排泄、代謝
先日の記事「ラカント(エリスリトール)と心血管疾患リスク」で取り上げた、ラカントの主成分であるエリスリトールについてコメントをいただきました。 「エリスリトール30グラムで甘みをつけた飲み物を飲んだ後で血漿中の濃度を測定
ラカント(エリスリトール)と心血管疾患リスク
糖質制限をしていて、どうしても甘味が欲しい人では、ラカントを使っている人もいるでしょう。そのラカントの主成分のエリスリトールに関して、ちょっと気になる論文が出て、悩んでいる人もいるかもしれません。 原文を手に入れていない
ファイザーもモデルナも国もワクチンが危険であることを知っていたはず
新型コロナウイルスのワクチン接種が開始され、すでに2年です。その間多くの人が死に、さらに多くの人が副作用に苦しめられています。ファイザーやモデルナはデータを一般の人に隠し、厚労省も適当な審査で承認してしまいました。いまだ
LDLコレステロールは低いほど良い?
医療の世界は、以前は「医は仁術」と言われてきました。私自身はそこまで崇高な気持ちを持って医師になったわけではありませんが、しかし、現在の医療は全く真逆の方向に向かっています。新型コロナウイルスの拡大と共に、国は大量の税金
アメリカ糖尿病学会2023年版診療ガイドライン その3
今回は「その1」「その2」の続きです。これまでは糖質制限、炭水化物(糖質)について書きましたが、今回はその他の栄養素、タンパク質、脂質などについてです。 タンパク質についての記述を見てみましょう。 タンパク質 毎日のタン
低LDLコレステロールが死亡率の増加と関連しているという新たな証拠
LDLコレステロールを「悪玉」と呼ぶ人はまだまだいるでしょう。LDLコレステロールと心血管疾患による死亡、全原因死亡との関連を分析した新たな研究があります。これを見てもLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと考えます
アメリカ糖尿病学会2023年版診療ガイドライン その2
今回は「その1」の続きです。 まずはざっと見て、炭水化物に関する記述がどれほど書かれているのかを見てみましょう。 最初のページの最後の方から始まり、次のページは丸々1ページ、そして3ページ目の少しです。その
いびきをかいたら糖質制限
私は以前、よく「いびき」をかいていました。呼吸が短時間止まってることもあったようです。睡眠時無呼吸症候群、頻繁ないびきに対して「CPAP(シーパップ):持続陽圧呼吸療法」が行われています。しかし、これも対症療法であり、C
高HDLコレステロールは健康的なのか? その1
LDLコレステロールは「悪玉」、HDLコレステロールは「善玉」という決めつけが一般的に広がっているだけではなく、医師の中にも本気でそう考えている人が多いでしょう。もちろん、私の記事の多くにはHDLコレステロールは高い方が