血液検査のデータに関してコメントをいただきました。 清水先生、おはようございます。 最近、血液検査をしたのですが、前回から2ヶ月程度経っています。 その間、ほぼ完全な糖質制限をしていたのはもちろんですが、毎日、イワシ水煮
カテゴリー: サプリメント
塩分制限で起こる程度の血圧低下なら炭水化物をタンパク質で置き換えることでも得られる
以前の記事「塩分制限で起こる程度の血圧低下ならタンパク質摂取量を増やすことでも得られる」では、タンパク質の摂取量を増やすことでいくらかの血圧低下が得られることを書きました。 今回は、無作為化比較試験のメタ分析で食事性タン
みなさんの血液検査データ2020 集計 その8 肝機能
今回のデータの分析は肝機能です。 これまでの集計結果は→「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」「その7」 AST(GOT)、ALT(GPT)、γGT(γGTP)を見ていきましょう。 AST 人数 平
みなさんの血液検査データ2020 集計 その3 LDLコレステロール
みなさんの血液検査データ2020の集計、今回は多くの人が注目していると思われる、LDLコレステロールです。 これまでの集計結果は→「その1」「その2」 糖質制限をすると、結構な割合でLDLコレステロールが上昇します。それ
みなさんの血液検査データ2020 集計 その1 背景
今回の血液データのご提供のお願いに対して、209名の方からデータをいただきました。 この場を借りて深く御礼申し上げます。 なお、まだデータの募集は続けています。まだ入力していない方は是非データのご提供お願いいたします。
動物性タンパク質より植物性タンパク質の方が死亡率が低い?
食事に関する研究というのはどうしても質が低いものになります。ほとんどが食事アンケートによるものだからです。昨日の食事を聞かれても正確に答えられない人もいますし、健康に悪そうなものは少なめに申告している可能性もあります。
ナイアシンと血小板減少
これまでもナイアシンの様々な副作用、毒性を書いてきました。(「ナイアシンは安全か? その1」「その2」「ナイアシンによる眼毒性 その1」「その2」参照) 徐放性のナイアシンは進行性および可逆性血小板減少症に関連しているか
ビタミンB12の危険性
よく、メコバラミン(メチコバール)というビタミンB12の薬を飲んでいる人を見かけます。しかも漫然と飲み続けています。患者さんにメコバラミンの効果を尋ねても、ほとんどの人が効果を感じていません。効能効果は「末梢性神経障害」
ナイアシンによる眼毒性 その2
以前の記事「ナイアシンによる眼毒性 その1」では、ナイアシンは眼の細胞の中のミューラー細胞というものを傷害し、ナイアシン黄斑症を起こす可能性があることを書きました。 緑内障についてはどうでしょうか?ナイアシンはマウスの実