ビーガンは大人が行う分には自由ですが、子供は親に与えられる食事で毎日を過ごしているので、選択できません。ビーガン食は小さな子供にとってどのような影響があるのでしょうか? 今回の研究では、年齢の中央値が3.5歳のフィンラン
カテゴリー: 鉄
むずむず脚症候群では糖質制限を
脚を動かしたいという強い欲求が存在し,また通常その欲求が不快な下肢の異常感覚に伴って生じる、むずむず脚症候群。 原因は多因子性と考えられています。人種による差もあり、欧米よりもアジアでは有病率が低く、日本では1~4%程度
脱水時にアルコールを飲むとさらに脱水になるか?
現在、みなさんに血液データをご提供いただいております。(「ブログをご覧の皆様へ 血液検査データ提供のお願い2020」)ご協力くださった方、本当にありがとうございます。できる限り多くのデータを集めたいので、まだの方は、よろ
現在の日本の陽性率を見るとPCR検査数は妥当な数?
日本のテレビではネタがないのか、まだ新型コロナウイルスのPCR検査について毎日のように少ない少ないと言っています。最近最も感染拡大が心配されていた北海道の札幌でさえ、すでに陽性率は3.3%(5月9日)でしかありません。(
環境問題と食肉とビーガン
どこかの国の環境大臣の意味の分からない環境問題に対する「セクシー」発言よりは、余程多くの人に訴えかることができた16歳の女性の演説が話題になりました。 どこかの国の環境大臣は中身の無さを露呈してしまったのですが、さらにス
糖質制限をしても中性脂肪値が低下しない原因の一つはアルコールである
糖質制限をするとほとんどの人が劇的に中性脂肪値が低下します。しかし、ときに中性脂肪値がそれほど低下しなかったり、上昇する人もいるかもしれません。そのような場合に考えられる大きな原因の一つは、恐らくアルコールでしょう。 糖
ウルトラマラソンと血液検査2019
今回のサロマ湖ウルトラマラソンでは、レース前とレース直後、レースの次の日の3回の血液検査を実施してみました。レース前はレースの2日前の朝、レース直後というのは、本当にゴール直後です。レースの次の日は朝食を摂って、食後5時
日本人の食事摂取基準(2020版)(案)を読んでがっかり その1
「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(案)が先日発表されました。その内容にがっかりしてしまいました。 何も変わっていない… ツッコミどころ満載なので、何回かに分けて記事にします。 例えば、36ページの図11(「 内容
肝臓だけではない? γ-GT(γ-GTP)(ガンマグルタミルトランスフェラーゼ)とアテローム性動脈硬化症
γ-GT(γ-GTPやGGTということもあります)は、肝臓や胆管の細胞が壊れると血液中にγ-GTが血液の中に流れ出てくることから、「逸脱酵素」といわれ、アルコール摂取量や肝機能障害の指標として考えられています。しかし、γ
LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その11 赤血球のコレステロールと血中のコレステロール値とは関連しているか?
以前の記事「LDLコレステロールは本当に動脈の血管内腔から血管内皮を通って、アテローム性動脈硬化を起こすのか? その10 赤血球そして鉄」ではプラーク内にかなり赤血球が存在していることを書きました。 赤血球がコレステロー