いまだに脂質(脂肪)を摂ると太ると思っている人がいます。およそ摂取エネルギーの30%を摂るのと、その2倍の60%摂るのではどれくらい体重が変化するでしょう?みなさんはもう答えがわかりますね。 今回の研究では、2型糖尿病の
カテゴリー: 糖質制限
運動の減量効果はほとんどない
運動することは体重減少にほとんど役に立ちません。もちろん全くないかと言われれば、ほんの少しはあるでしょう。しかし、予想通りの体重減少を得られる人はごくわずかかもしれません。 今回の研究では一応健康的な過体重および肥満の人
逆流性食道炎の発症の予測因子は糖質過剰摂取
逆流性食道炎は胃酸が逆流して食道に炎症が起きる疾患です。通常はPPI(プロトンポンプ阻害薬)が処方されてしまいます。 では、この逆流性食道炎の発症を予測する因子はどうなんでしょうか? 今回の研究では、日本人を対象として、
自己申告による食事アンケートのエネルギー摂取量は肥満の人ほど過少申告する
どのような栄養素をどれくらい食べると病気になるとか、健康になるとか、など食事に関する研究はいっぱい行われています。 しかし、そのような研究の食事内容の評価で、多くは食事アンケートが用いられていることが問題です。エネルギー
アメリカ心臓協会はさらに糖質制限を推奨する方向へ
以前の記事「アメリカ心臓病学会は中性脂肪を減らすためのライフスタイル介入として糖質制限を提唱 その1」で書いたように、アメリカの心臓病学会はすでに糖質制限を認めています。 それに続いてアメリカ心臓協会は2型糖尿病の人に対
LDLコレステロールと糖尿病の関連
LDLコレステロールと糖尿病の関連は実に不思議です。糖質制限をすると少なくない割合の人がLDLコレステロールが上昇します。爆上がりする人も珍しくありません。私の上昇しています。しかし、人体の中の代謝は一つだけで独立してい
大人は子供よりもケトン体を多く作れないかもしれない
糖質制限をしている人では通常の食事をしている人よりも多くのケトン体が産生されます。ケトン体を産生する能力は大人と子供ではどれほど違うのでしょうか? 今回の研究では、大人と小児のケトン食によるケトン体産生能力を比較していま
インスリン抵抗性と女性特有のがんとの関連
がんは糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取により、高インスリン血症やインスリン抵抗性が起こります。 肥満が個性だ、という最近の主張は非常に心配です。 今回の研究では、非糖尿病の人での、インスリン抵抗性と女性特有のがんとの関係
健康な人に見られる糖尿病レベルの血糖値スパイク
現在、非常に多くの人が血糖値の異常があります。しかし、ほとんどの人はそれに気づいていません。血糖値の異常と言っても、もちろん空腹時血糖が上昇するだけでなく、食後の高血糖を含みます。空腹時血糖が上昇しなくても、血糖値スパイ