少し前に東洋経済オンラインに糖質制限反対派の記事が出ていました。東洋経済は江部先生の糖質制限の記事もありますし、反対派も載せていますね。どっちつかずの立場です。 今回の記事もつっこみどころ満載です。正直、糖質制限に対する
カテゴリー: 糖質制限
肥満の人はやっぱり新型コロナに弱い
久しぶりに新しい変異株「オミクロン」が出現し、各マスコミは大盛り上がりですね。(この記事参照)市場も混乱し株価も下落してしまっています。最近めっきり出演が減ってしまったいわゆる専門家の方たちも、「またこれで出番が来た」と
糖尿病と突発性難聴との関連
前著『「糖質過剰」症候群』でも書いたように、突発性難聴は糖質過剰症候群だと考えられます。糖質過剰摂取による、微小血管障害や神経障害、インスリン抵抗性およびインスリンシグナル伝達障害などが原因でしょう。 HbA1cは鋭敏な
脂肪肝は肝臓がんへ進行する可能性がある
多くの人は脂肪肝を指摘されると、苦笑したような表情、反応を示します。ちょっと恥ずかしいのか、「太っている」と指摘されたような感じなのか、深刻さはありません。 しかし、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を放置することは
肉食は様々な症状を改善する
肉、特に赤肉は健康的にはあまり良くないと考える人がいます。しかし、逆にほとんど肉しか食べない「Carnivore Diet」(肉食)の人もいます。もちろん肉だけなので、非常に強い糖質制限状態です。 このような肉食の人が、
1回の食事のタンパク質量の上限は?
質問を頂きました。1回の食事のタンパク質量についてです。 初めて質問します。 先生のブログと本で勉強させてもらっています。 一回の食事でタンパク質の吸収できる量について教えてください。 「よく20gずつ分けて食べ分けない
低LDLコレステロールはすべての原因による死亡率を増加させる
LDLコレステロールは一般的には多くの心血管疾患の原因であるかのような「悪玉」と思い込まされています。LDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている人もいるかもしれません。 以前の記事「LDLコレステロールが非常
オーストラリアは政府が今後10年間の糖尿病戦略として糖質制限を認めた
世界は糖質制限の方向へどんどん向かっています。以前の記事「オーストラリア糖尿病学会も糖質制限推奨へ」でも書いたように、オーストラリアの糖尿病学会は糖質制限推奨へ舵をきりました。 そして、オーストラリア政府は国としての今後
尋常ではない量のフルーツジュースを摂取するとどうなるか?
果物はヘルシーな食べ物と考えられており、その延長線上でフルーツジュースもヘルシーな飲み物と一般的には考えられています。しかし、現代の果物は非常に甘く、糖質、果糖がたっぷり入っており、さらにフルーツジュースは食物繊維が取り
HbA1cが正常なのに暁現象
前回の記事に質問を頂きました。HbA1cが正常なのに、暁現象が認められるということです。 スーパー糖質制限をしている時の朝の空腹時血糖値についてお尋ねします。 2年半ほどスーパー糖質制限を行っています。かかりつけのクリニ