糖質制限と血中の脂質の変化
いまだに多くの人が脂質摂取が体脂肪の増加および心血管疾患のリスクの原因だと思っています。しかも医師ですら同様です。中性脂肪を下げるためには脂質摂取を減少させる必要があるのでしょうか? 低脂肪食と糖質制限食を比較すると、こ
アメリカ人のための食事ガイドラインはなんか変だ
アメリカ人のための食事ガイドライン(DGA)は、様々なタンパク質食品源でタンパク質の要件を満たすのに役立つ「オンス相当」の推奨事項を発表しています。(ここ参照)これは肉を基準としたオンス相当です。でも、この「オンス相当」
アルコールは全てのがんの4%に関連している
アルコールは糖質と同様、有害性がわかっていますがなかなかやめられません。私はあまり飲めないので、自然と摂取量は少なくなりますが、それでもほぼ毎日のようにアルコールを飲んでいます。糖質過剰摂取している人ではアルコールとのダ
ビーガン、ベジタリアンの子供は不健康
人類は肉食、雑食の動物です。動物性のものを食べてこなかった人類は進化の過程では皆無でしょう。ビーガンやベジタリアンになることは、大人であれば自由です。しかし、子供に強要することは虐待です。(「子供にビーガン?」参照) 今
砂糖たっぷり飲料と体重増加との関連はスポンサー次第?
スポーツドリンクなど砂糖がたっぷり入った飲料を頻繁に飲んでいれば、当然体重が増加すると予想されます。しかし、本当に影響を与えるかを分析してみると、そこにはスポンサーの影が見えてきます。 アクエリアスは現在、大谷翔平選手を
肥満は熱中症になりやすい
近年、アメリカの軍隊に入る新人兵士の肥満化が問題になっているようです。以前の記事「アメリカの兵士のケトン食」で書いたように、ちょっと古いですが、現役兵士の中で肥満と診断された兵士の数は、1998年には兵士全体の1.6%に
子供はマスクをした人の感情を見分けられないかもしれない
「目は口程に物を言う」といいますが、目だけを見てもその人の感情を読み取ることは難しいこともあります。特にそれが子供であれば余計に難しいでしょう。 今回の研究では小学校前の3~5歳の子供31人、6~8歳の子供49人、18~
脳炎後および自己免疫関連てんかんの治療のためのケトン食
ケトン食はすでに2016年からてんかんに対する食事療法として保険適応となっています。このケトン食はケトン体が抗けいれん作用を示すことで、てんかん発作を減少させると考えられていますが、どうしてケトン体が抗けいれん作用を示す
空腹時ではない随時血糖値と様々な疾患のリスク
糖尿病は心血管疾患のリスクが非常に高いですが、糖尿病ではない人において、高血糖はどれほど糖尿病で良く起きうる合併症を起こすでしょうか? 今回の研究では、メンデルランダム化解析(最近メンデルランダム化の論文がやたら多い気が