元気ですかー!元気があれば何でもできる。 アントニオ猪木さんが2022年10月1日、心不全で79歳で亡くなりました。(記事はここ)ご冥福をお祈りいたします。 私が小学生のころプロレスは全盛期でした。毎週ゴールデンタイムに
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妊娠中の鉄サプリの使用は慎重に その3 1型糖尿病
以前の記事「その1」「その2」では、有害な妊娠転帰、妊娠糖尿病の可能性について書きました。今回は生まれてきた子供の1型糖尿病発症のリスクです。 ヘモクロマトーシスという病気でなくても、鉄の貯蔵量を表すフェリチン増加は健康
妊娠中の鉄サプリの使用は慎重に その2 妊娠糖尿病
妊娠中にはフェリチンが低下します。それは胎児に鉄を供給するから減少すると説明されていますが、本当なんでしょうか?恐らく確かめられていないでしょう。体重50kgの母親の非妊娠時の循環血液量は3.5~4リットルです。それが妊
精製穀物は2型糖尿病のリスクを増加させない?
人間は様々なバイアスに影響を受けます。糖質制限が正しいと思うのも、もしかしたらそうなのかもしれませんし、本当に正しいのかもしれません。それは自分自身で判断するしかありません。もちろん私は糖質制限を正しいと信じています。そ
経口ブドウ糖負荷試験1時間値が異常であれば自律神経の障害を認める
自律神経は交感神経と副交感神経とがあり、自動的にコントロールされています。通常心臓は規則正しく拍動しています。健康な人では心拍にゆらぎがあり、それを心拍変動と言います。この心拍変動が小さくなると、自律神経の機能障害を意味
青年期から若年成人期への体重状態の変化と高血圧および糖尿病のリスク
肥満はもちろん、高血圧も糖尿病も糖質過剰症候群です。青年期にすでに過剰な体重となってしまい、その後正常な体重になるか、過剰な体重のままか、で様々な疾患のリスクは異なるでしょう。 今回の研究では、アメリカの12〜19歳の合
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は時代遅れ?
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は糖尿病、血糖値のコントロールの指標として用いられています。HbA1cは平均の血糖値と非常に相関していると言われており、計算式も存在します。 平均血糖値=HbA1c×28.7− 46.
10代後半の肥満と1型糖尿病の発症リスク
以前の記事「小児の肥満と1型糖尿病」では、小児の肥満が1型糖尿病のリスク増加と関連することを書きました。 今回の研究では、青年期後期の肥満と若年成人期の1型糖尿病の発症との関連を分析しています。1996年1月から2016
HbA1cと鉄欠乏性貧血
コメントをいただきました。 テーマとは関係ない質問で申し訳ございません。 https://bibgraph.hpcr.jp/abst/pubmed/20942846 とありますが、結局、HbA1Cは鉄欠乏性貧血があると、