脳のグルコース取込み
脳へのグルコースの輸送を行っているのは、主にグルコーストランスポータータンパク質Glut1とGlut3というものです。これらの輸送体が脳へのグルコース移動の95%以上を仲介すしています。グルコーストランスポータータンパク
肥満は寿命が短く、心血管疾患になりやすい! 当たり前ですが…
JAMAに発表された新しい研究では、BMIが高い肥満の人は寿命が短く、心血管疾患になりやすく、それによる死亡率も高まると言っています。これまでも言われていることなので、今さらな研究ですが、過体重では寿命は短くはなっていま
群発頭痛も糖質過剰摂取によるものかもしれない
群発頭痛は非常に激しい頭痛で、患者さんを苦しめます。原因ははっきりわかってないとされていますが、様々な仮説があります。しかし、どの仮説も糖質過剰摂取とは無縁の説ばかりです。しかし、薬にも反応しない群発頭痛が、ケトン食で大
ヒトの精子の構造について、初の発見?って、まだわかっていないことがあったの?
男であれば、いつでもどこでも(?)取り出すことができる精子について、初めての発見があったとのことで、実は驚いております。それは、これまでわかっていなかったの?ということです。非常に身近というと変ですが、簡単に採取できる精
脳のケトン体の利用は標準装備
いまだに、脳の「唯一の」エネルギーはブドウ糖だ!と言っている人は、ただの無知か、それともあなたを騙そうとする「詐欺師」かどちらかです。 ケトン体を代謝するのに必要な脳内の酵素の量と活性は、空腹時または飢餓時でも脳のエネル
ほんのわずかな空腹時血糖の増加でさえ、脳はアルツハイマー様のパターンの反応になる
血糖値の上昇と脳の機能低下は関連していると考えられています。糖尿病や耐糖能障害はアルツハイマー病の発症のリスクの増加と関連しています。 18F-FDGというものを使ってPETの検査を行うと、脳のグルコース利用の代謝率を推
ついにフルマラソン日本新記録が出た!設楽悠太選手素晴らしい走りでした!
ついに、長年破られることのなかったフルマラソンの日本記録が更新されました。今日2018年2月25日に行われた東京マラソン2018で、設楽悠太選手が日本新記録の2時間6分11秒で全体の2位でゴールしました。正直5分台が出る
同じカロリーの食材 栄養素の大きな違い
摂取カロリーよりも消費カロリーが少ないなら、体重が減少するという考えは、栄養素がすべて同じ役割でなければ成り立ちません。下の表に同じエネルギーのものを並べてみました。 では比べてみましょう。 白米(160.5g)(約1膳
低脂肪 対 低炭水化物の戦いはドロー でも、条件が悪すぎる!
JAMAに低脂肪の食事と低炭水化物の食事でどっちが体重減少に効果があるかという研究が発表されました。結果はドローでした。 しかし、この研究、低炭水化物の条件が悪すぎます。まずは下の図を見てください。(図はこ
慢性疾患はがんのリスクを増大させる 特にコレステロール低下でリスクが増大
もう、当たり前の話だとは思いますが、慢性疾患はがんのリスクを増大させるようです。全ての根幹は同じだということがわかれば、当然の結果です。 今回の研究では、慢性疾患はがんの発生の5分の1以上を、がん死亡の3分の1以上を占め