歩くスピードは認知症や様々な死亡率の増加と関係しています。高齢者でスタスタ歩く方は若々しく見えるだけでなく、実際に元気であることが多いです。一方歩行が遅い人はやはり不健康であったり、筋力の低下が著しい方が多いと思います。
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糖尿病や糖尿病予備軍は軽度認知機能障害から認知症になるスピードを加速させる
アルツハイマー病は3型糖尿病だと考えています。糖質過剰症候群です。糖質過剰摂取を続けていれば、認知症リスクは非常に高まってしまいます。 軽度認知障害の状態から認知症になるまでのスピードは、糖質過剰摂取を続けているとどうな
人により45歳ですでに老化スピードに差が出ている
加齢とともに、慢性疾患(心臓病、糖尿病、がんなど)や能力の低下(筋力、聴覚、記憶力などの低下)を起こすリスクが高まります。人生100年時代と言えど、60代前に様々な臓器不全、認知症、死亡を経験している人もいます。 今回の
フレイルにならないために自分で自分の体に責任を持つ
新型コロナウイルスにより、自宅からあまり外に出ない高齢者もいるかもしれません。しかし、一人でまたは夫婦や家族と外に出たからと言って場所を選べば感染リスクが上がるとは思えません。逆に活動性の低下は免疫力も低下し、病気や死亡
耳たぶの斜めの線と認知症
以前の記事「耳たぶの斜めの線にご注意を」「耳たぶの斜めの線と脳血管障害」では冠動脈疾患や脳血管障害と耳たぶの斜めの線との関連について書きました。今回は認知症との関連です。 今回の研究では、認知障害の471人と認知機能正常
アルツハイマー病に対するケトン食の効果
認知症は3型糖尿病とも考えられています。つまり糖質過剰症候群の一つです。アルツハイマー病の脳ではインスリン抵抗性があり、グルコースの代謝が20~25%不足しているそうです。代わりのエネルギーが必要です。 その代わりのエネ
新型コロナウイルスの死者数増加とアビガン
最近新型コロナウイルスの陽性者、重症者、死亡者の数が増加していきました。GoToトラベルから外されてしまった夜の札幌は街が死んでしまいそうです。昼間でも平日より人が少ない感じです。街が死ねば人は死にます。 北海道は今月2
動かないことによる筋肉の減少はタンパク質の摂取だけでは防げない
タンパク質さえ十分に摂っていれば筋肉の減少を防げるのでしょうか? 今回の研究では健康な年配の男性を対象として、脚を5日間固定して動かないようにして、タンパク質摂取量を増やすことにより筋肉はどうなるかを調べています。 平均
活動性の低下によって失ったものは簡単には戻らない
入院生活は非常に活動が低下します。もちろん、ケガで動けなかったり、体調の悪化でベッドでの安静を余儀なくされることもあるでしょう。しかし、可能であれば、以前の記事「とにかく可能な限り動きましょう」で書いたように、できる限り
とにかく可能な限り動きましょう
私の外来を受診する患者さんの中で、時々「痛みで2~3日安静にしていた」という方がいらっしゃいます。私はそんなとき「できる限り安静にしないでください」、「できる限り動いてください」と言います。 特に高齢者では安静にしている