ペインクリニックの外来で初診の患者さんが来ると、困ることが多々あります。それは物凄い数の薬をすでに飲んでいることです。多剤併用(ポリファーマシー)と言いますが、新たに何か薬を処方することが躊躇われてしまいます。 厚労省の
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アセトアミノフェンは感覚、感情を低下させるかもしれない
一般的には鎮痛薬のアセトアミノフェンは安全と考えられていますが、本当でしょうか?日本では比較的少ない量で投与されているので、もしかしたら問題が少ないのかもしれません。 欧米ではかなりの量のアセトアミノフェンを使用していま
子宮頸がんワクチンの有害性 その2 自己免疫
アメリカにはワクチン有害事象報告システム(VAERS:the vaccine adverse event reporting system)というものがあります。VAERSは、ワクチンの安全性を評価するための監視ツールと
子宮頸がんワクチンの有害性 その1 卵巣機能不全
私は決してワクチン否定派ではありません。夏井先生のホームページの記事で取り上げられていたはしかの感染の記事(「はしか感染で免疫システム「リセット」、米研究で明らかに」)を読むと、ぞっとします。ワクチンで有効に防げるのであ
鎮痛薬使用と難聴のリスク
様々な痛みにより、鎮痛薬を常用している人もいるかもしれません。しかし、鎮痛薬は決して安全な薬ではありません。というより安全な薬は存在しません。 今回の研究では鎮痛薬の使用と難聴のリスクについてです。鎮痛薬の常用は聴覚の毒
リリカで自殺行動リスクが上昇
リリカは様々な副作用を示します。眠気やふらつきなどは良く起こり、体重増加や浮腫もあります。以前の記事「もしかしたら、我々医師が高齢者ドライバーの事故に加担している可能性がある」で書いたように、リリカの副作用で交通事故を起
もしかしたら、我々医師が高齢者ドライバーの事故に加担している可能性がある
高齢者ドライバーの悲惨な交通事故が後を絶ちません。高齢者になってくるとやはり注意力、判断力が鈍ってくる可能性は十分あります。それと共に、高齢者ともなれば様々な疾患、症状を抱えているでしょう。そこで我々医師が様々な薬を処方
サインバルタに気をつけろ!
前回の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は電解質異常を引き起こす」では、PPIによる電解質異常について書きましたが、電解質異常を起こす薬はいろいろとあります。今回はサインバルタですが、この電解質異常は急激に起きてしまう
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は電解質異常を引き起こす
以前の記事「PPI(プロトンポンプ阻害薬)は腎臓にも良くない」と同じ研究の記事です。今回は電解質異常です。 腎臓と同じように、1000万人以上のFDA有害事象報告システム記録の患者記録から、PPIを服用し、他の薬を服用し