糖質過剰摂取による糖質過剰症候群のオンパレードの人、つまり高血圧と前糖尿病または2型糖尿病と、過体重または肥満の3つを抱えている人はどんどん増加しているでしょう。原因は糖質過剰摂取であるので、それを取り除くことが第一であ
タグ: 糖尿病
筋肉繊維の組成はインスリン感受性およびインスリン分泌と関連している
以前の記事「筋肉繊維の組成はトレーニングで変化する」では、筋肉繊維の組成はトレーニングによって変わりうることを書きました。筋肉はブドウ糖を取り込むので、血糖値やインスリン抵抗性と大きく関係すると思います。筋肉繊維組成は、
中性脂肪と血糖値からわかるTyGインデックスと心血管代謝疾患のリスクとの関連
TyGインデックスは様々な疾患のリスクと関連しています。それはTyGインデックスがインスリン抵抗性の指標であるからだと考えられます。自分のTyGインデックスを知らないのであれば、一度計算してみましょう。(計算はここ)中性
酸化HDLおよび酸化LDLと糖質過剰症候群
糖尿病や糖質過剰摂取では酸化ストレスが増加します。そして、それにより血中の脂質であるHDL、LDLも酸化します。 10代の若者でも肥満や糖尿病に伴う酸化HDLや酸化LDLは増加しているのでしょうか? 今回の研究では11~
基礎疾患があるほど新型コロナのワクチンは危険である
新型コロナウイルスの感染拡大が起きたときにこれまでは言われてこなかった、基礎疾患という言葉が何度も耳にするようになりました。基礎疾患は主にその人が持っている、慢性疾患のことです。しかし、病院に受診していなければ基礎疾患と
効果を維持するためにはやめることができないGLP-1受容体作動薬
現在の治療薬のほとんどは対症療法であり、根本的に治しているものではありません。したがって慢性疾患の場合、その薬をやめればもとに戻ってしまうことも多いでしょう。糖尿病の薬もその中の代表的なものです。以前の記事「子供の肥満に
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスク
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスクを増加させます。肥満というよりは肥満の原因の糖質過剰摂取が様々な疾患のリスクを増加させているのが本当のところです。 今回の研究では日本で健康診断を受診した65歳の10,852人を対象
SGLT2阻害剤対糖質制限?タイトルに騙されるな
今回はまず論文のタイトルと結果を先に見てもらいましょう。 「SGLT2 inhibitor versus carbohydrate-restricted isocaloric diet: reprogramming su
五十肩は糖質過剰症候群
五十肩は本当の病名ではなく肩関節周囲炎という病名で、さらに動きが悪くなると凍結肩と言われます。日本整形外科学会によると、その原因は以下のようです。(ここ参照) 「関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲
1型糖尿病はやはり糖質過剰症候群? ApoCIIIとの関連
2型糖尿病は糖質過剰症候群で間違いありませんが、1型糖尿病は自己免疫性と考えられています。しかし、私は1型も糖質過剰症候群だと考えています。以前の記事「果糖はブドウ糖よりもApoCIIIを大幅に増加させる」などで書いたよ