今回の研究は、リアルワールドにおいて食事や運動行動の変更を通じて2型糖尿病の寛解(血糖降下薬を3か月以上使用せずに糖尿病レベル以下の血糖値(HbA1c値が6.5%未満)を維持)を達成した個人の特性と生活習慣要因を明らかに
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たった1回の糖質摂取でも脂肪分解が大きく低下する
糖質制限にチートデイを設けている人もいるでしょう。でもご用心。 今回の研究はサンプル数は非常に少ないですが、非常に興味深い内容です。 今回の研究では、BMIが18〜35の18〜65歳の健康(BMIが30以上で健康とは言え
フリースタイルリブレを使った人体実験 その27 夏バテ予防にうなぎ?
マスコミは夏には盛んに、うなぎが夏バテ予防に効果があるようなことを言い続けます。本当に夏バテに効果があるかどうかは非常に疑問です。 そして、日清が「謎うなぎ」なるものを発売しました。「気候変動と人口増による食料危機に備え
糖尿病患者以外の人によるフリースタイルリブレ(持続血糖測定器)の使用
今年のサロマ湖ウルトラマラソンでは久しぶりにフリースタイルリブレを使いました。センサーがリブレ2になり、非常に精度や安定感が増したように思います。レース時には他にもリブレを使っている人がいました。もちろんレース中、運動中
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は時代遅れ?
HbA1cとグリコアルブミン(GA)は糖尿病、血糖値のコントロールの指標として用いられています。HbA1cは平均の血糖値と非常に相関していると言われており、計算式も存在します。 平均血糖値=HbA1c×28.7− 46.
フリースタイルリブレ3?
日本でもフリースタイルリブレを使用している人がそこそこ増えていると思います。しかし、欧米では今年「フリースタイルリブレ3」が登場するかもしれません。「3」ですよ! 日本では「2」も出ていないのに。ご存じのように1年ほど前
難消化性でんぷんはほとんど効果がない
通常のでんぷんはすぐに消化吸収され、血糖値を急激に上げます。しかし、難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)を一緒に摂取すると血糖値の上昇を抑えてくれると一般的には考えられています。本当でしょうか? 今回の研究では、消化
糖質過剰摂取で空腹になりやすく、糖質制限で空腹になりにくい理由
食欲というものは調整することが難しいと思っている人もいるかもしれません。しかし、糖質制限を始めると空腹感が起きにくくなります。それは血糖値の変動が少ないからだと思いますが、今回の研究ではそれを証明しています。 この研究で
エリートアスリートは血糖値の変動が大きいかもしれない
前回の記事「極端な運動はミトコンドリアの機能障害につながる可能性がある」では、極端な運動が耐糖能障害やミトコンドリアの機能障害につながる可能性があるのでは、ということを書きました。 一般的には、アスリートはインスリンの感
機能性低血糖に気づきましょう
糖尿病がなく、普段の健康診断でも問題ない人では、時折起こる低血糖症状は問題ではなく、健康な人とみなされているかもしれません。というよりも、不快な症状が低血糖症状であることに本人も医師も気づいていないかもしれません。 機能