HDLコレステロール値が低いといくつかのがんリスクが増加する その2

「その1」で書いたように、HDLコレステロールが低いと、がんのリスクが増加します。今回は別の研究を見てみましょう。 今回の研究では、コペンハーゲン一般人口研究のHDLコレステロールとApoA1の測定値の情報を持つ107,

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LDLコレステロールが大きく上昇しても動脈硬化は起こらない

心血管疾患、動脈硬化はLDLコレステロール値が高いから起きるわけではありません。しかし、医師や医療従事者の多くは、高LDLコレステロール=動脈硬化、であり心血管疾患のリスクが非常に高くなると信じています。 糖質制限をする

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心房細動に対するカテーテルアブレーション後の長期抗凝固療法中止の影響は?

心房細動(Af)はよく認められる心房性の不整脈です。実際にAfの心房を見ると、痙攣のような動きをしています。心臓が細かく震えて血液をうまく送り出せなくなり、心臓内での血液の乱流が起こり、血のかたまり(血栓)ができやすくな

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糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その4 肝機能とインスリン抵抗性

糖質制限は非常に健康的で、私は元の糖質過剰摂取時代に戻るつもりはありません。 「その1」「その2」「その3」と同じ研究グループが新しい研究を出してきたので、記事にします。参加者は栄養性ケトーシスを平均3.9年維持してきた

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糖尿病のない人における血中のC-ペプチド値と死亡リスク

多くの人は、普段の血液検査でC-ペプチドを測定してはいないでしょう。C-ペプチドはインスリンの前駆物質であるプロインスリンの構成成分です。すい臓のβ細胞で分泌直前に酵素によって分解されてインスリンとC-ペプチドとなります

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医師自身がスタチンの副作用患者となったらどうなるか?

医師はスタチンを処方する側ですが、処方される側になることもあるでしょう。スタチンを信じている医師は多いので、躊躇なく飲んでいる医師もいるでしょう。 今回の研究では、アメリカの現役医師と引退した医師に発生するスタチンの有害

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