LDLコレステロールが低い方が心臓に良いに決まっている、と思い込んでいる人もいるでしょう。低ければ低いほど心臓を守ってくれると信じている人がいるでしょう。この洗脳は非常に深く深刻です。 今回の研究では、急性心筋梗塞または
カテゴリー: 糖質過剰症候群
血栓症と高血糖および糖尿病 その2
以前の記事「血栓症と高血糖および糖尿病 その1」の続きです。多くの人は空腹時のインスリン値なんて測定したこともないでしょう。 血糖値が正常だからと安心していませんか?その血糖値はインスリン分泌の増加によってもたらされてい
スタチンは糖尿病を誘発する可能性がある
スタチンはLDLコレステロールを低下させます。LDLコレステロールの増加が心血管疾患の原因だと思い込まされている人が医師を含めて多いので、LDLコレステロール値を多くの人が気にします。 現在の医療の世界ではコレステロール
酸化HDLおよび酸化LDLと糖質過剰症候群
糖尿病や糖質過剰摂取では酸化ストレスが増加します。そして、それにより血中の脂質であるHDL、LDLも酸化します。 10代の若者でも肥満や糖尿病に伴う酸化HDLや酸化LDLは増加しているのでしょうか? 今回の研究では11~
LDLコレステロール低下の程度と死亡率は関係ない
コレステロールはいまだに悪玉であり、LDLコレステロールの上昇は様々な心血管疾患や死をもたらすと思い込んでいる人がいます。そして、医師の中にもLDLコレステロールは低ければ低いほど良いと思っている人も多いでしょう。 LD
効果を維持するためにはやめることができないGLP-1受容体作動薬
現在の治療薬のほとんどは対症療法であり、根本的に治しているものではありません。したがって慢性疾患の場合、その薬をやめればもとに戻ってしまうことも多いでしょう。糖尿病の薬もその中の代表的なものです。以前の記事「子供の肥満に
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスク
当たり前ですが肥満は様々な疾患のリスクを増加させます。肥満というよりは肥満の原因の糖質過剰摂取が様々な疾患のリスクを増加させているのが本当のところです。 今回の研究では日本で健康診断を受診した65歳の10,852人を対象
代謝的に健康でも肥満はがんのリスクを高める
肥満でも健康だと思っている人はいるでしょう。それは、健康かどうかを判断するのに、様々なパラメーターを使用しますが、その測定値が基準値以内であれば健康と考えてしまうからです。健康の定義は非常に難しいです。 もちろん標準体重
老け顔は体の中身も老けている
「人間は外見じゃない、中身だ!」 と言われていますが、もちろん中身というのは「心」のことでしょう。しかし、体の中身の健康に関してはやはり外見に表れてくるようです。若く見えるということは中身も若いのです。 今回の研究では顔
1型糖尿病はやはり糖質過剰症候群? ApoCIIIとの関連
2型糖尿病は糖質過剰症候群で間違いありませんが、1型糖尿病は自己免疫性と考えられています。しかし、私は1型も糖質過剰症候群だと考えています。以前の記事「果糖はブドウ糖よりもApoCIIIを大幅に増加させる」などで書いたよ