糖質制限食やケトン食だけでがんを克服することは無理でしょう。しかし、糖質制限には生活の質(QOL)を改善したり、再発や死亡してしまうリスクを減らす可能性があると思います。 現在はインターネット、SNSの広がりで、様々な情
カテゴリー: 糖質過剰症候群
2型糖尿病と肥満の重複が新型コロナウイルス感染の重症化リスクの大きな増加をもたらす
一時期は3万人を超そうかという勢いで増加していた新型コロナウイルス陽性者。5万人でも行くのかなと思っていたのですが、現在はものすごい勢いで減少しています。なんで?説明できる専門家いますか?人流とは関係なく、ウイルスは勝手
新型コロナウイルス感染で重症化するのはほとんどが糖質過剰かもしれない
会員制のサイトなので一般の人ではページが開けないかもしれませんが、非常に興味深い記事があったので、気になった部分の要点だけ書きたいと思います。(記事はここ) 厚生労働省が自治体や医療関係者向けに「コロナ自宅療養者への医療
糖尿病の低GI/低GL食はほとんど効果がない
食後血糖値の上昇のしやすさとして、グリセミックインデックス(GI)とグリセミックロード(GL)というのがあります。GIはブドウ糖のGIを100としています。GLは、食品に含まれている炭水化物の量をGIに加味した指標で、G
乳がんの女性におけるBMIと二次がんのリスク
以前の記事「がんサバイバーは二次がんリスクが高い」では、一次がんの後5年生存した人であっても通常よりも別のがんである二次がんのリスクが高いことを書きました。そしてそれは喫煙や肥満との関連も高いことがわかっています。 今回
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群であることが明らかに
非アルコール性脂肪肝は糖質過剰症候群です。これまでの非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)はウイルス性肝疾患やアルコールなどを原因としない脂肪性肝疾患とされてきました。 2020年に非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFL
インスリン投与量、HbA1c、体重の減少をもたらす実際の糖質制限の臨床使用
糖質制限の利点の証拠はどんどん増加中です。そして以前の記事「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」にも書いたようにアメリカ糖尿病学会は2019年のコンセンサスレポートで、糖質制限が最も
非空腹時中性脂肪と虚血性脳卒中のリスク
以前の記事「食後中性脂肪(TG)スパイクに注意」でも書いたように、非空腹時の中性脂肪の上昇にもリスクがあり、注意が必要です。 非空腹時の中性脂肪値と虚血性脳梗塞のリスクの関係を見てみましょう。(図は原文より) 虚血性脳卒