糖尿病治療の世界ではSGLT2阻害薬が現在一押しでしょう。しかし、この薬の効果を認めれば認めるほど、糖質制限の素晴らしさを認めざるを得なくなってきています。あれだけケトン体を悪者扱いしていたのに、SGLT2薬の効果のメカ
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糖質制限とビタミンD
ビタミンDの低下は様々な疾患に影響を与えると考えられています。 ビタミンD(25(OH)D)の血中濃度は過体重の人(36ng/mL)と比較して、肥満の人(19ng/mL)の方が低くなっています。(この論文参照)25(OH
アメリカには代謝的に健康な人はほとんどいない
日本人にも肥満が増えていると思いますが、アメリカ人は本当に肥満が多いです。アメリカにおける心血管代謝の健康状態はどのようになっているでしょうか? 今回の研究では、1999年から2018年までの心血管代謝の最適な健康状態に
糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その7 甲状腺がん
GLP-1受容体作動薬は様々な副作用があります。(「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」参照) でもこの薬の需要は非常に大きく、製薬会社も医療側も儲かるので、あまり副作用については説明されないかもし
LDLコレステロール低下療法をもう一度見直す
現在の臨床試験でも信用できませんが、2004年以前の一部の臨床試験は様々な問題があり、2005年以降臨床試験の新しい規制規則が適応されました。スタチンも初期のころの研究では大きな死亡率の改善が報告されていますが、2005
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)は、以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群で
リアルワールドでのGLP-1受容体作動薬のHbA1cと体重に対する持続的な効果
GLP-1受容体作動薬は流行っているようですね。セマグルチド(オゼンピック)のHbA1cと体重の減少効果は認められていますが、長期ではどうでしょうか?論文化されているものではありませんが、今年10月の第59回ヨーロッパ糖
症状が無くても血糖値が高いと冠動脈のプラークが増加する
心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また
赤肉は2型糖尿病のリスクを増加させる? いい加減やめてほしい
赤肉(牛肉や豚肉などの肉)を週に2回以上食べると2型糖尿病のリスクが増加するそうです。(記事はここ) 赤肉を週2回以上食べると「2型糖尿病」リスク増加 ハーバード大学が発表 11/4(土) 7:03配信 アメリカのハーバ
食塩が2型糖尿病リスク? またくだらない研究が出た
いろいろくだらない研究がありますね。このような論文を書く人は暇なのでしょうかね?論文を書くために研究をしていて、その内容の質は問われないのでしょうか? 今回の研究では食塩が2型糖尿病リスクを上げるというものです。どうして