5つの修正可能な危険因⼦は、⼼⾎管疾患と全ての原因による死亡に関連しているそうです。その5つの危険因子とはBMI、収縮期血圧、非HDLコレステロール、現在の喫煙、糖尿病だそうです。非HDLコレステロールって修正可能でしょ
カテゴリー: 心血管疾患
スルホニルウレア薬は心臓突然死の高いリスクと関連している
糖尿病でスルホニルウレア薬をいまだに飲んでいる人は少ないかもしれません。この薬、色々なリスクを上げてしまいます。いまだに処方している医師がいるのであれば信じられません。 今回の研究では、スルホニルウレア薬とメトホルミンを
30歳で2型糖尿病と診断されると平均余命が14年短くなる可能性がある
2 型糖尿病の有病率は、特に若い年齢層で急速に増加しています。推定では、糖尿病のある人は糖尿病でない人より平均して6年早く死亡することが示唆されているそうです。(こことここなど参照) 今回の研究では、糖尿病の診断時の年齢
スタチンによる冠動脈石灰化促進 その2
「その1」では一般的に冠動脈石灰化は心血管疾患のリスク因子として重要であることを書きました。しかし、スタチンは心血管疾患を抑制すると医療の中では考えられながら、冠動脈の石灰化を促進してしまいます。 今回の研究では、8つの
糖尿病におけるBMIとLDLコレステロールの関連
糖尿病では心血管疾患のリスクが高いにも関わらず、LDLコレステロールは高くないことが多いです。 今回の研究ではBMIとLDLコレステロールの関連を分析しています。対象は30歳から70歳までの2型糖尿病患者2,500人です
スタチンによる冠動脈石灰化促進 その1
スタチンによる冠動脈石灰化について書きたいと思いますが、その前に今回は冠動脈石灰化のリスクについておさらいです。 冠動脈において、CTによる冠動脈石灰化プラークを評価するCACスコアというものがあります。 ある研究では平
PPI(プロトンポンプ阻害薬)は死亡率を増加させる
PPI(プロトンポンプ阻害薬)とスタチンはマッチポンプ薬の二大巨頭です。PPIは本当に様々な副作用を起こしうるし、非常に漫然と投与され続けられます。患者さんが早く気付いてやめれば良いのですが、多くの人は疑問にも思いません
冠動脈のプラークは低LDLコレステロールと関連している
本当に心血管疾患がLDLコレステロールが原因であり、冠動脈のプラークがLDLコレステロールが高いほどできるのでしょうか? 今回の研究では、2007年7月から2017年12月までの間にサウジアラビアの心臓センターに受診し、
冠動脈疾患でインスリン抵抗性を指摘する医師はどれほどいるであろうか?
冠動脈疾患をはじめ心血管疾患は糖質過剰症候群です。それらの疾患を患った時に、診察した医師が「どんな食事をしているか?」をちゃんと聞いているでしょうか?「インスリン抵抗性」という言葉を発する医師がどれほどいるでしょうか?
ED(勃起不全)と糖尿病
ED(勃起不全)は糖質過剰症候群です。立たなくなってきたら、もうすでにかなり進行していると考えた方が良いでしょう。 今回の研究では、EDと糖尿病の関連を分析しています。対象は18歳から40歳(平均年齢28.3歳)の231