恐らく世界で億単位の人がうつ病など精神疾患になっています。様々な治療薬がありながら、治療抵抗性の人も珍しくないでしょう。 今回の研究では、従来の精神科医療に十分に反応せず、ケトン食を試す意欲のある大うつ病性障害(うつ病)
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中性脂肪/HDLコレステロール比とうつ病
うつ病も糖質過剰症候群です。インスリン抵抗性を表す中性脂肪/HDLコレステロール比(TG/HDL-C比)、空腹時血糖値、腹囲とうつ病発症の関係はどうなっているのでしょうか? 今回の研究では、抑うつ障害や不安障害の既往のな
抗うつ薬は性欲を破壊する
最近は抗うつ薬処方に対するハードルが非常に低くなっているのではないかと思います。うつ病の原因がセロトニン仮説だけに偏ってしまい、それに対する薬が非常に多く使われています。セロトニン仮説は正しいかどうかは確かめられていませ
子供の高インスリン血症と肥満は大人になって精神疾患をもたらすかもしれない
先日テレビ番組で、小さな男の子の兄弟が大量のバナナを食べているシーンを見かけました。二人とも大食いで、肥満です。親が率先して子供に食べさせています。何もわからずに喜んで食べている肥満の兄弟。ただの虐待です。 このような親
体力がない人はメンタルヘルスが悪化する可能性が高い
体と心は結びついています。体が元気であれば心も元気になりやすくなると思います。メンタル面の健康を保つには激しい運動ではなくても、体を動かすことは欠かせないと思います。 今回の研究では、ベースラインでのエアロバイクでの心肺
難病と糖質制限、ケトン体
いわゆる難病は、昔は「不治の病」と考えられていましたが、医療の進歩により克服された疾患もあります。ただ、根本的な治療は困難であり、慢性的な経過をたどる疾患が「難病」であるとされています。 その難病の中で「封入体筋炎」とい
抗うつ薬(SSRI)と鎮痛薬の併用の危険性
抗うつ薬のSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は現在非常に多く使われています。精神科だけでなく、内科でも処方されることもあります。さらに同じような抗うつ薬であるSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害