元エリートラグビー選手の神経変性疾患リスク
私が高校生の頃、授業でラグビーがありました。もちろん男子だけですが。そして、その最後にはクラス対抗の試合が行われました。そして、クラス対抗なのでそれはそれは生徒たちは盛り上がり、燃えます。人間にはおそらく闘争本能が備わっ
高血糖は心血管疾患の死亡者数に最も影響を与える
高血糖は当然糖質摂取で起こります。高血糖を避けることは非常に重要ですが、多くの人は糖質過剰摂取を続けています。 今回の研究は2005年から2017年までのブラジルの26州のデータを分析し、各危険因子に起因する死亡者数を決
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
HPVは本当に子宮頸がんの原因なんだろうか?
昔のプロレスでは、アントニオ猪木さんなどが正義であり、タイガージェットシンのような悪役プロレスラーが存在していました。ハリウッド映画のように、正義と悪、善と悪をはっきりと分けることで、非常に戦いをわかりやすくします。 健
中性脂肪/HDLコレステロール比と冠動脈心疾患のリスク
多くの人はLDLコレステロールに注目しています。もちろん医師の多くもLDLコレステロールの数値に敏感です。しかし、LDLコレステロールよりももっと重要なものがあります。それは中性脂肪とHDLコレステロールです。 そして、
最近LDLコレステロールからLp(a)およびApoBにシフトしてきている その3
「その1」「その2」の続きです。 心血管疾患の予防、リスク軽減には肥満を改善することは重要だと思います。Lp(a)に関しては食事制限、体重減少とどのように関連しているでしょう。 今回の研究では2型糖尿病のある人とない人両
アントニオ猪木さんを偲んで
元気ですかー!元気があれば何でもできる。 アントニオ猪木さんが2022年10月1日、心不全で79歳で亡くなりました。(記事はここ)ご冥福をお祈りいたします。 私が小学生のころプロレスは全盛期でした。毎週ゴールデンタイムに
安静時心拍数はがん死亡率と関連する
あなたの安静時心拍数はどれくらいでしょうか?安静時の心拍数は健康、疾患の指標になります。当然、心拍数が高いと疾患のリスクが高くなります。 今回の研究は、安静時心拍数とガンの死亡率のメタアナリシスです。 22の研究がシステ
10日間の断食でどうなる?
人類は飢餓との戦いをしてきたので、絶食時間が長くなってもそれに対応できるように進化してきました。様々な疾患は、人類の初期設定に合わないようなものを食べたり、頻回の食事をしたり、一部のものを食べ過ぎたり、など食事の誤りによ
新型コロナウイルスワクチンのmRNAは母乳中に認められる
厚労省も、日本産婦人科学会も妊婦や授乳中の女性に対して新型コロナウイルスワクチンの接種を推奨しています。Q&Aに次のように書かれています。(ここ参照) Q:「私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種すること