多くの人は脂肪肝を指摘されると、苦笑したような表情、反応を示します。ちょっと恥ずかしいのか、「太っている」と指摘されたような感じなのか、深刻さはありません。 しかし、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を放置することは
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本日より発売開始 肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II
本日より『肥満・糖尿病の人はなぜ新型コロナに弱いのか 「糖質過剰」症候群II』が発売開始になります。待ちに待った日がやってきました。アマゾンでは11月17日、書店に並ぶのは18日ごろではないかと思います。もうすでに並んで
糖質制限とカロリー制限 脂肪肝をより改善するのはどっち?
脂肪肝は糖質過剰症候群です。脂肪肝という名前から脂肪(脂質)を多く摂ることで起きそうですが、実際には糖質過剰摂取で起こります。 たった2週間の食事の変更で、肝臓の中性脂肪はどうなるでしょうか?そして、糖質制限とカロリー制
肥満の脂肪肝ではグリコーゲンさえ上手く利用できないかもしれない
今回の研究の内容は、欧州糖尿病学会第57回EASD年次総会での発表の抄録なので、論文となっているものではないので、注意が必要ですが、興味深い内容です。 通常、時間制限のある食事(プチ断食)はインスリン分泌の頻度、量を減ら
ケトン体サプリメントは肥満の脳機能を改善するかもしれない
肥満の人は、脳血流の低下と脳由来神経栄養因子(BDNF)の減少などにより結果、認知機能障害のリスクが高くなります。脳のエネルギーはブドウ糖ですが、認知症では脳のブドウ糖の取込みが低下します。その場合、糖質過剰摂取をしてい
2型糖尿病と肥満の重複が新型コロナウイルス感染の重症化リスクの大きな増加をもたらす
一時期は3万人を超そうかという勢いで増加していた新型コロナウイルス陽性者。5万人でも行くのかなと思っていたのですが、現在はものすごい勢いで減少しています。なんで?説明できる専門家いますか?人流とは関係なく、ウイルスは勝手
毎日少なくとも2時間は立ってすごしましょう
人間は毎日ずっと座っている生き物ではありません。単に立っている時間を増やすだけでインスリンの感受性は改善するかもしれません。 今回の研究では、64人(平均年齢58.3歳、40〜65歳)の運動不足のメタボリックシンドローム
肥満は筋肉のインスリン抵抗性がなくてもインスリン分泌の増加と関連している
インスリン分泌増加は肥満をもたらします。以前の記事「インスリン増加が先か肥満が先か?」でも書いたように、肥満になったからインスリン抵抗性が増加してインスリン分泌が増えたわけではなく、インスリン分泌が先です。 今回の研究で
乳がんの女性におけるBMIと二次がんのリスク
以前の記事「がんサバイバーは二次がんリスクが高い」では、一次がんの後5年生存した人であっても通常よりも別のがんである二次がんのリスクが高いことを書きました。そしてそれは喫煙や肥満との関連も高いことがわかっています。 今回