糖質制限は当然ながら1日とか1週間とか、1か月とか、さらに1年とか短い期間で行うものではなく、ずっと続けるものです。研究は短い期間のものがどうしても多くなります。短い期間の研究で糖質制限の是非を判断することはできませんが
カテゴリー: コレステロール
心血管疾患のリスク評価は不必要にスタチンを処方するために過大評価?
みなさんはアテローム性動脈硬化性心血管疾患 (ASCVD)のリスク計算器を試したことがありますか?(計算機はここ)これは、2013年のアメリカ心臓病学会/アメリカ心臓協会 (ACC/AHA)が発表したもので、現在の10年
精製穀物は心血管疾患を増加させない?
人間は様々なバイアスに影響を受けます。糖質制限が正しいと思うのも、もしかしたらそうなのかもしれませんし、本当に正しいのかもしれません。それは自分自身で判断するしかありません。もちろん私は糖質制限を正しいと信じています。そ
心血管疾患死亡リスクを推定するのにコレステロールは適切?
心血管疾患はいまだにコレステロールのせいにされています。総コレステロールはリスクを推定するために使用されています。コレステロールは本当に危険因子なのでしょうか? 今回の研究は、1995~1997年にノルウェーに住んでいた
低炭水化物食とインターミッテントファスティングの効果
糖質制限とインターミッテントファスティングというタイトルにしたかったのですが、今回の研究は我々のレベルの糖質制限ではありません。中途半端な糖質制限で、いわゆるロカボレベルです。低炭水化物食とインターミッテントファスティン
高血糖は心血管疾患の死亡者数に最も影響を与える
高血糖は当然糖質摂取で起こります。高血糖を避けることは非常に重要ですが、多くの人は糖質過剰摂取を続けています。 今回の研究は2005年から2017年までのブラジルの26州のデータを分析し、各危険因子に起因する死亡者数を決
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤
HPVは本当に子宮頸がんの原因なんだろうか?
昔のプロレスでは、アントニオ猪木さんなどが正義であり、タイガージェットシンのような悪役プロレスラーが存在していました。ハリウッド映画のように、正義と悪、善と悪をはっきりと分けることで、非常に戦いをわかりやすくします。 健
中性脂肪/HDLコレステロール比と冠動脈心疾患のリスク
多くの人はLDLコレステロールに注目しています。もちろん医師の多くもLDLコレステロールの数値に敏感です。しかし、LDLコレステロールよりももっと重要なものがあります。それは中性脂肪とHDLコレステロールです。 そして、