アメリカ、カナダが糖質制限を認めましたが、それに続いてオーストラリアも糖質制限推奨へ舵をきりました。(「アメリカ糖尿病学会が出した歴史的なコンセンサスレポート 糖質制限を推進!」「カナダ糖尿病学会も糖質制限へ」参照) 2
カテゴリー: 病気
経口ブドウ糖負荷試験の30分値
糖尿病の診断で行う経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)で、2時間後血糖値が200mg/dl以上の場合、糖尿病型であるとしています。 しかし、その前の時間帯、30分値、1時間値も非常に重要です。 1時間値に関しては、以前の記事
スタチンはインスリン抵抗性を増加させる
スタチンは以前の記事「スタチンの使用は、はっきりとした糖尿病発症のリスク増加がある!」で書いたように糖尿病発症リスクを高くします。50人に1人発症と言われています。 スタチンを使うと血糖の代謝はどうなるのでしょうか?今回
やっぱり新型コロナウイルスワクチンの後の帯状疱疹は増えているのか?
なんとなく印象として新型コロナウイルスワクチン接種後の帯状疱疹の発症が増加している感じがします。きちっとした数はわかりませんし、多くは皮膚科を受診すると思うのでわかりませんが、痛みを訴えてペインクリニックを受診する帯状疱
ケトン体サプリメントは肥満の脳機能を改善するかもしれない
肥満の人は、脳血流の低下と脳由来神経栄養因子(BDNF)の減少などにより結果、認知機能障害のリスクが高くなります。脳のエネルギーはブドウ糖ですが、認知症では脳のブドウ糖の取込みが低下します。その場合、糖質過剰摂取をしてい
乳がんに対するサプリメントの有害性
普段からサプリメントを常用している人もいるでしょう。また、がんの診断や治療を機にサプリメントを始める人もいるでしょう。しかし、有効な効果を得られればいいですし、悪くてもなんの効果もないのであれば問題はありませんが、もしか
塩分制限って本当に必要?
日本高血圧学会の提言では塩分の制限を次のように行っています。 高血圧の予防のためにも食塩制限を―日本高血圧学会減塩委員会よりの提言(2012年7月:2016年6月修正,2020年6月修正) 高血圧の治療にお
糖質制限はがん患者の生活の質を改善する
糖質制限食やケトン食だけでがんを克服することは無理でしょう。しかし、糖質制限には生活の質(QOL)を改善したり、再発や死亡してしまうリスクを減らす可能性があると思います。 現在はインターネット、SNSの広がりで、様々な情
中国語翻訳版第2弾 中国本土版
今回、「糖質オフ×プチ断食のW効果でやせる! 不調が消える!」がまたまた中国語に翻訳されて発売となりました。今回は中国本土での発売のようです。 今回は私の裸体なしです。 中国のアマゾンで検索しても引っ掛かり
ネズミと人間では糖代謝も異なる
ネズミさん(マウス)と人間では食性が全く違います。サルと人間でも違いがあります。そうすると、加齢に伴う空腹時血糖の傾向は、ネズミさんとサルおよび人間で異なります。(図は原文より) 上の図はライフサイクルにおける血糖値、体