ビタミンDの低下は様々な疾患に影響を与えると考えられています。 ビタミンD(25(OH)D)の血中濃度は過体重の人(36ng/mL)と比較して、肥満の人(19ng/mL)の方が低くなっています。(この論文参照)25(OH
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糖質制限
高血圧の薬で血圧が上昇することがある
高血圧で血圧を下げる薬を飲んだ時、まさかその薬で血圧が上昇することがあるとは思っていないでしょう。しかし、現実には血圧を下げると思って飲んだ薬で血圧が上がることもあります。 今回の研究では、高血圧の薬として一般的な利尿薬
アメリカには代謝的に健康な人はほとんどいない
日本人にも肥満が増えていると思いますが、アメリカ人は本当に肥満が多いです。アメリカにおける心血管代謝の健康状態はどのようになっているでしょうか? 今回の研究では、1999年から2018年までの心血管代謝の最適な健康状態に
過体重および肥満の代謝機能不全関連脂肪性肝疾患(MASLD)に対する糖質制限の影響
以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…」で、非アルコール性脂肪肝疾患の病名が代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD)に変わることを書きました。そして、当然原因は糖質過剰摂取なので、糖質制限
糖尿病薬?やせ薬?GLP-1受容体作動薬の副作用 その7 甲状腺がん
GLP-1受容体作動薬は様々な副作用があります。(「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」参照) でもこの薬の需要は非常に大きく、製薬会社も医療側も儲かるので、あまり副作用については説明されないかもし
非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病名が変わるけど…
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD:nonalcoholic fatty liver disease)は、以前の記事「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に代わる新たな概念 名前や概念が変わってより糖質過剰症候群で
1日3個の卵でメタボが改善
いまだに卵は1日1個までしか食べてはダメだと思っている人がいます。医師の中にもそのように推奨している人もいるでしょう。それは卵には大量のコレステロールが入っているからだと思いますが、レスポンダーもいますが、多くの人は卵を
リアルワールドでのGLP-1受容体作動薬のHbA1cと体重に対する持続的な効果
GLP-1受容体作動薬は流行っているようですね。セマグルチド(オゼンピック)のHbA1cと体重の減少効果は認められていますが、長期ではどうでしょうか?論文化されているものではありませんが、今年10月の第59回ヨーロッパ糖
症状が無くても血糖値が高いと冠動脈のプラークが増加する
心臓の専門家はLDLコレステロールに固執しています。一部の人はコレステロールは関係ないと気づいているでしょうが、学会やガイドラインには逆らえないのでしょう。 今回の研究では、耐糖能の状態、つまり正常血糖または前糖尿病また
糖質制限でケトーシスになっている人が糖質制限を止めたらどうなる? その2
今回は「その1」の続きです。まずはOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)についてです。その1でも示したように、フェーズ1(P1)は糖質制限でケトーシスの状態、フェーズ2(P2)は糖質制限を止めた糖質過剰摂取の状態、フェーズ3(