糖質制限は当然糖尿病で高いHbA1cを低下させます。まだ、糖尿病治療をしていない前糖尿病から糖尿病の範囲にあるHbA1cに対して、糖質制限が有効であるのは明白です。6か月でどれくらいの効果があるかを研究したものがあります
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精製穀物は心血管疾患を増加させない?
人間は様々なバイアスに影響を受けます。糖質制限が正しいと思うのも、もしかしたらそうなのかもしれませんし、本当に正しいのかもしれません。それは自分自身で判断するしかありません。もちろん私は糖質制限を正しいと信じています。そ
ばね指は糖質過剰症候群
ばね指は日本整形外科学会のホームページには以下のように書かれています。 「・・・この靱帯性腱鞘は指に部分にありますが、それが終わる指の付け根付近に力がかかり炎症を生じやすいところがあります。 その部分の腱や腱鞘が炎症を起
たくさん薬を飲んでいるのは処方カスケードではありませんか?
高齢者ともなれば、山のように薬を飲んでいる人が珍しくありません。いわゆるポリファーマシー、多剤併用の状態です。どうしてそうなってしまうかというと、もちろん高齢者では様々な症状が出てきてもおかしくはないのですが、一方で一つ
心血管疾患死亡リスクを推定するのにコレステロールは適切?
心血管疾患はいまだにコレステロールのせいにされています。総コレステロールはリスクを推定するために使用されています。コレステロールは本当に危険因子なのでしょうか? 今回の研究は、1995~1997年にノルウェーに住んでいた
全原因死亡の予測因子としての筋力
動かいないことは動物の世界では死を意味します。動かず生きていけるのは人間だけでしょう。なぜか一部の現代の人間は動かないことが当たり前になってしまっています。使わない機能はどんどん衰えます。筋肉は負荷をかけなければ必要ない
低炭水化物食とインターミッテントファスティングの効果
糖質制限とインターミッテントファスティングというタイトルにしたかったのですが、今回の研究は我々のレベルの糖質制限ではありません。中途半端な糖質制限で、いわゆるロカボレベルです。低炭水化物食とインターミッテントファスティン
心血管危険因子の数と安静時心拍数との関連
今では心拍数を測定する様々な手軽なデバイスが手に入るようになり、安静時心拍数はますます、便利で有効な心血管疾患などの健康の指標になってきています。様々な疾患と安静時心拍数増加は関連しています。(「安静時心拍数はがん死亡率
高血糖は心血管疾患の死亡者数に最も影響を与える
高血糖は当然糖質摂取で起こります。高血糖を避けることは非常に重要ですが、多くの人は糖質過剰摂取を続けています。 今回の研究は2005年から2017年までのブラジルの26州のデータを分析し、各危険因子に起因する死亡者数を決
冠動脈CTにおける無症候性アテローム性動脈硬化症の程度とスタチンの影響
人間の体は進化の過程で様々なメカニズムが確立してきました。そのメカニズムが狂うを症状や病気を発症しやすくなります。そのメカニズムを狂わせているものの一つは間違った食事です。しかし、もう一つ重要なものがあります。それは薬剤