糖質制限 – ページ 37 – ドクターシミズのひとりごと

高LDLコレステロールおよびスタチンの騙しのテクニック

医療の世界はいつの間にかEBM（Evidence-Based Medicine：根拠に基づく医療）が当たり前になってしまいました。もちろん良いこともありますが、データが捏造されたり、操作されたり、都合が悪い結果は隠された

以前の記事「筋肉繊維の組成はトレーニングで変化する」では、筋肉繊維の組成はトレーニングによって変わりうることを書きました。筋肉はブドウ糖を取り込むので、血糖値やインスリン抵抗性と大きく関係すると思います。筋肉繊維組成は、

一般的には心血管系の専門家の間ではLp(a)はアテローム性動脈硬化症の危険因子とされています。しかし、恐らくはLDLコレステロールと同様に本当は大して関係ないと思われます。以前の記事「最近LDLコレステロールからLp(

最近また、糖質制限反対派の研究がちょこちょこ出てくるようになりましたね。先日のネットの記事ではこんな研究がありました。低炭水化物食は早期死亡のリスクを高める　（記事はここ）低脂肪食を食べると、早期死亡のリスクが最大

iFoodという企業をご存じでしょうか？医療機器メーカーが立ち上げた食品事業の新会社のようです。低糖質、糖質制限食の商品を今後展開していきたいそうで、そのiFoodから3月に発売された低糖質の「大豆めん」を送っていただき

腎機能の低下は多因子性ではあるでしょうが、一番の原因は糖質過剰摂取でしょう。タンパク質や塩分の過剰摂取で腎臓の負担が蓄積し、腎機能が低下すると言っている人もいまだにいると思いますが、恐らくウソです。今回の研究では中性脂

以前の「その1」では、大して役に立たないアメリカ心臓協会（AHA）が推奨する「Life’s Essential 8」について書きました。今回の研究では、Life’s Essential 8が示す心臓血管の健

春の健康診断が始まり、糖質制限をしている人には鬱陶しい季節がやってきました。LDLコレステロールが高いだけで、様々なことを言われる人もいるでしょう。今回のシリーズでは糖質摂取および糖質制限でLDLコレステロールがどうな

今年も血液検査のデータを示したいと思います。毎年それほど大きな変動はありません。食事が変わっていないの、変動も少なくなり、検査項目も減らしてしまっています。数年に1回でも良いかな？という感じにもなっています。 2023年

現在では自分の腕の動脈がどこにあるかがわからなくても、様々なデバイスで自分の心拍数を簡単にわかるようになりました。自分の安静時の心拍数は非常に重要でしょう。（「心血管危険因子の数と安静時心拍数との関連」「安静時心拍数は