非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は日本でも増加しています。しかし、多くの人、しかも多くの医師もあまり気にしていないように見えます。明らかな脂肪肝でない限り、ほとんど指摘を受けていません。現在、肝臓の肝細胞の5%以
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糖質制限
歩くだけでも血液サラサラ
運動は健康のためです。激しい運動でなくても軽い運動でも(もしくは軽い運動の方が)十分健康に寄与するでしょう。 よく〇〇を食べると血液がサラサラになるという話がありますが、多くは根拠に乏しいと思います。また医師に言われて理
糖質制限によるLDLコレステロール激増の良い意味での症例報告
n=1、つまりたった一人の症例報告は医療の世界ではエビデンスとしては認められませんが、全てはn=1から始まります。また、あることに反応する人と反応しない人がいます。反応する人の方が少ない場合、大人数集めたときに反応しない
膝の痛みには糖質制限を
変形性膝関節症の有病率は、40歳以上で見ると男性42.6%,女性62.4%だそうです。本当にこんなに多いのかどうかはわかりませんが、当然そのすべてに治療が必要な状態ではないでしょう。 この変形性膝関節症は日本整形外科学会
アメリカ心臓協会が出した非アルコール性脂肪肝疾患についての声明で糖質制限を推奨
日本人でも脂肪肝、アルコールを飲まない人の非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は増加していると思います。患者さんに「脂肪肝ですね」というと、多くの人は恥ずかしいのか、深刻に思っていないのか苦笑いします。 ある脂肪肝の患
勃起不全(ED)はバイアグラで治療する?
日本のED(勃起不全)有病者数調査2019というのがありました。(ここ参照) 1998年の調査 2019年の調査 30歳〜79歳のED有病者数(全国推計) 30歳〜79歳のED有病者数(全国推計) 軽度型ED 約1,38
糖質制限は胃食道逆流症を改善する
胃食道逆流症、逆流性食道炎は糖質過剰症候群です。以前の記事「糖質制限と逆流性食道炎の改善」で書いたように、糖質制限をすれば多くの人は胃食道逆流が改善します。 今回の研究も糖質制限と胃食道逆流症との関連についてです。PPI
タンパク質摂取と血糖値
かなり以前ですが、コメントをいただきました。 私はBUN31.2 クレアチン0.46なのでBUN/クレアチン比がゆうに20を超えます。 水分は一日3リットル 糖質30gタンパク質150g脂質110gの糖質制限食をおこなっ
糖質摂取と軽度認知障害、認知症の関連
アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。認知症は糖質過剰症候群だと考えています。 今回の研究では、ベースラインで認知的に正常であった937人の高齢者(年齢中央値79.5歳)を追跡(追跡期間中央値3.7年)しました。
非空腹時の中性脂肪値とLDLコレステロール値と心不全リスク
血液検査の中性脂肪値は空腹時に検査するのが理想的です。それは、食事の影響を強く受け、比較的長時間その影響が続くからです。 では、絶食時ではない中性脂肪値は当てにならないのでしょうか?以前の記事「食後中性脂肪(TG)スパイ