心筋梗塞などの冠動脈疾患ではLDLコレステロール値ばかりが重要視されているように見えます。しかし、以前の記事「LDLコレステロール値は役に立たない」で書いたように、LDLコレステロールが高かろうと、低かろうと同程度に冠動
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糖質制限
心臓も腎臓もケトン体好き
以前の記事「脳はケトン体好き」では脳がケトン体好きであることを書きました。しかし、ケトン体のことを好きなのは脳だけではありません。 ケトン体が体にとって有益であることは、いまや常識(?)ですが、そのケトン体を簡単に増やす
血液がドロドロってなんだろう? その4 血糖値
血液のドロドロについて、これまで「その1」「その2」「その3」で書いてきました。今回は血糖値との関係です。 一般的に糖尿病の人では血液粘度が高いことがわかっています。その原因のすべてはまだわかっていないでしょうが、1つは
糖質制限に適応する期間
糖質制限を始めたばかりのときは、人によってさまざまな負の症状を感じることがあります。いわゆるケトフルというもので、倦怠感や頭痛、めまい、気力の低下などが起こることがあります。多くはエネルギー不足や塩分や水分の不足だと思わ
経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)1時間値と脂肪肝
以前の記事「経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値」では、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)の1時間値が155以上であれば、糖尿病に進行してしまう危険性が非常に高くなることを書きました。同様に、1時間値が高いことは非ア
脳腫瘍に対する糖質制限の効果と限界
以前の記事「高血糖は脳腫瘍の生存期間を短くする」では、高血糖が脳腫瘍の中で最も悪性である膠芽腫(グリオブラストーマ)の生存期間を短くしていることを書きました。そこで、がんにエサを与えないために、糖質制限食やケトン食を行え
ビーガンは骨折リスクが高い
ビーガンやベジタリアンは本来肉食(雑食でもありますが)の人間にとって必要な栄養素が十分には摂れません。その弊害の一つとして骨折のリスク増加があると考えられます。 今回の研究では、ベジタリアンとビーガンの骨折リスクを比較し
高血糖は脳腫瘍の生存期間を短くする
糖質はがんのエサです。高血糖は様々な疾患で病状の悪化や死亡率の上昇などと関連していると考えられます。 脳腫瘍の中で神経膠腫(グリオーマ)の発生は、10万人に20名前後の発生といわれていて、脳腫瘍の25%前後です。その中の
あなたは祈ることができるか?
あなたは祈ることができますか? と言っても神様に祈るわけではありません。宗教へのお誘いでもありません。 ときおり、手のこわばりや腫れを訴える方がいます。もちろんリウマチの場合もありますが、リウマチのような症状ですがリウマ