スタチンの筋肉への有害性は有名です。多くの人が筋肉系の症状を感じるでしょう。では、スタチンを使用している人がマラソンを行った場合、どうなるのでしょうか? 今回の研究ではボストンマラソンのランナーでスタチンあり37人とスタ
投稿者: Dr.Shimizu
コレステロールとがん発生率
コレステロールは人間にとって必須のものです。細胞の構成成分でもありますし、ホルモンなどの原料でもあります。さらに メタボリックシンドロームとがんプロジェクト(Me-Can)というものがあり、これはノルウェー、オーストリア
生理がインスリン感受性に与える影響
女性は生理(月経)中に血糖値の変動が変化しています。糖尿病の方では自分で測定して知っている人もでしょう。また、生理周期によって食欲や体重さえも変化することもあるでしょう。 それはインスリンの感受性、特に脳のインスリン感受
冠動脈のプラークは低LDLコレステロールと関連している
本当に心血管疾患がLDLコレステロールが原因であり、冠動脈のプラークがLDLコレステロールが高いほどできるのでしょうか? 今回の研究では、2007年7月から2017年12月までの間にサウジアラビアの心臓センターに受診し、
冠動脈疾患でインスリン抵抗性を指摘する医師はどれほどいるであろうか?
冠動脈疾患をはじめ心血管疾患は糖質過剰症候群です。それらの疾患を患った時に、診察した医師が「どんな食事をしているか?」をちゃんと聞いているでしょうか?「インスリン抵抗性」という言葉を発する医師がどれほどいるでしょうか?
ED(勃起不全)と糖尿病
ED(勃起不全)は糖質過剰症候群です。立たなくなってきたら、もうすでにかなり進行していると考えた方が良いでしょう。 今回の研究では、EDと糖尿病の関連を分析しています。対象は18歳から40歳(平均年齢28.3歳)の231
日本人でも低コレステロールは肝臓がんの死亡リスクを増加させる
以前の記事「空腹時血糖とコレステロールと肝臓がんのリスク」では、高血糖、低コレステロールが肝臓がんのリスクを高めることを書きました。 今回の研究では日本人における、BMIと総コレステロールと肝臓がんのリスクについて分析し
糖尿病におけるタンパク質と糖質同時摂取でのインスリン増加
古い食事の研究は結構面白いことが行われています。最近の研究ではなぜかあまりありません。 タンパク質ではインスリン分泌が増加するのですが、グルカゴン分泌も同時なので血糖値の変化はほとんどありません。しかし通常タンパク質だけ
空腹時血糖とコレステロールと肝臓がんのリスク
糖質はがんのエサです。血糖値の上昇はがんのリスクを増加させるでしょう。また、以前の記事「LDLコレステロールが高いとがんのリスクは低下する」で書いたように、コレステロールの低下はがんのリスクを増加させるでしょう。LDLコ